谷澤まさみ
谷澤まさみ

ネット販売を始めたい問屋・卸業の方へ。低リスクで在庫を現金化しながら、ブランド価値も守れる方法をご紹介します。目次を見て必要なところから読んでみてください。

問屋・卸が抱える「ネット販売の壁」とは?

ネット販売が当たり前になってきた今でも、「自分たちにはまだハードルが高い」と感じている問屋さんや卸業者の方は少なくありません。特に初めてECに挑戦しようとすると、思った以上に準備することが多く、どこから手をつければいいのか迷ってしまいます。ここでは、問屋・卸業の現場でよくあるネット販売の壁を一緒に見つめていきましょう。

自社EC構築のコストと運用負担

「自社でECサイトを作って、運営までやるなんて無理かも…」
そんな声を、これまでに何度も耳にしてきました。

実際に、自社でネットショップを立ち上げようとすると、以下のようなコストや手間が発生します。

項目内容
サイト構築費用初期費用で数十万円〜が一般的
運用体制商品登録・ページ更新・在庫管理などを自社で対応
セキュリティ対策個人情報や決済に関わるリスク管理が必要

このように、「初期投資」だけでなく「継続的な運用体制」も求められるのが、ECのむずかしさです。
とくに中小規模の卸業者さんにとっては、“ネット販売=大きな負担”になってしまうケースが少なくありません。

人手不足で受注管理や発送まで手が回らない

「ネット販売を始めたはいいけれど、受注や発送が追いつかない…」
そんな状況に陥ってしまう事例も多いです。

✅ 毎日変動する在庫の確認
✅ 注文後のメール対応や配送手配
✅ クレームや返品対応へのスピーディな対応

こうした業務を日常のBtoB取引と並行して行うのは、かなりの労力です。
とくに人手が限られている現場では、「受注が増えること」がむしろプレッシャーになってしまうことも。

その結果、「売れるはずの商品を、出せないまま抱えてしまう」というもったいない状態が続いてしまいます。

「売りたいのに売れない」滞留在庫の現実

売り場がない、もしくは売る時間がない——
そんな理由で、まだ使える商品や賞味期限が近い食品が“在庫”として眠っていること、ありませんか?

ある卸業の方は、「売れる商品なのに、販路がなくて仕方なく廃棄している」と話してくれました。
これまでの販路では動かしきれなかった在庫たち。それは「売れ残り」ではなく、「まだ選ばれていないだけの宝物」かもしれません。

✅ 店舗への営業が難しい
✅ 展示会などオフラインの機会が減った
✅ 小ロットで在庫処分したいが、まとまった買い手が見つからない

このような背景があるからこそ、「どうやってネットで販売していけばいいか」という視点は、いま卸業にとってますます重要になっています。

「ネットは難しそう」と感じるのは当然のこと。でも、大切なのは自分たちに合った方法を見つけることです。
無理なく、安心して、少しずつ始められる選択肢も、ちゃんと存在しています。

それについては、このあとご紹介していきますね。

EC販売初心者でも始められるネット販売の選択肢

谷澤まさみ
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「ネット販売を始めたいけれど、何から始めたらいいのか分からない」「大手モールはハードルが高く感じる」――そんなお声をよく聞きます。とくに中小規模の卸業者さんにとっては、初めてのECが“未知の世界”のように感じられるかもしれません。でも大丈夫。無理なくスタートできる販路も、ちゃんと用意されているんです。

Amazonや楽天では難しい?中小卸の課題

「とりあえず楽天かAmazonに出してみようか…」
そう考える方は多いのですが、実際にやってみると想像以上に難しさがあります。

✅ 出品登録の作業が煩雑
✅ ライバルが多くて価格競争になりがち
✅ 広告費や手数料が高くて利益が残らない

こうした課題は、体制が整っていない卸業者さんにとっては大きな壁になります。とくに、「滞留在庫をうまく現金化したい」「ブランド価値を守りながら販売したい」といったニーズには、マッチしにくい面もあるのです。

だからこそ今、「もっと自分たちにフィットする売り方」を探す動きが増えています。

無店舗・無在庫でも始められる販路の特徴

「ネット販売って、在庫や発送の管理も大変そう…」
そんな不安を持っている方にこそ知ってほしいのが、“出品だけで完結できる仕組み”です。

たとえば最近は、次のようなスタイルの販路が注目されています。

  • オンライン上で商品情報を登録するだけ
  • 実際の発送は、自社倉庫や提携先から直接発送
  • オンライン上の在庫だけ管理すればOK

つまり、“ネット店舗は持たなくても販売できる”ということ。これなら、販路を増やしつつも、現場の手間や負担は最小限に抑えられます。

「売れるかどうか分からないから最初は小さく試したい」という方にとっても、ちょうどよい選択肢です。

販売支援のあるECプラットフォームの活用

ECに不慣れな方が安心して取り組める方法として、サポート体制のあるECプラットフォームの利用がとてもおすすめです。

✅ 商品登録のやり方が分からない
✅ ページの作り方が分からない
✅ どんな写真を使えばいいか迷う

そんなときに、「分からないことをすぐに聞ける」環境があると、本当に心強いものです。さらに、「価格をオープンにしながらも購入者は限定されている」仕組みなら、ブランドイメージを損なうことなくアウトレット販売も可能になります。

ECの世界には、無理をせずに始められて、売上につなげられる仕組みがちゃんとある。
あとは、「自分に合った販路」を見つけるだけです。

次は、そんな“安心して始められる場所”について、もっと具体的にお話ししていきますね。

ブランド価値を守りながら在庫を現金化する方法

谷澤まさみ
谷澤まさみ

「アウトレット販売をしたいけれど、安売りでブランド価値が落ちてしまうのでは?」
そんなふうに悩まれる方は、とても多いです。とくに品質にこだわって作られた商品ほど、その価格設定や見せ方には慎重にならざるを得ません。でもご安心ください。価格をオープンにしても、ブランドを守りながら在庫を現金化する方法は、ちゃんとあります。

なぜ価格公開型でもブランドを守れるのか?

「価格を見せたら、市場全体に影響が出るのでは?」
これはよくある誤解のひとつです。

たしかに、誰でも買えるオープンな場での価格崩れは、他の販路や既存の取引先にとってリスクになります。ですが、「価格は誰でも見える、でも買えるのは限られた会員だけ」という設計なら、その心配はほとんどありません。

✅ 商品情報は公開 → 検索やSNSでも発見されやすくなる
✅ 購入アクションは会員のみ → 不特定多数への流通を防げる

このように、「価格はオープン、販売はクローズド」という構造を活かすことで、“売れる場”を広げつつも、ブランドを傷つけない”というバランスが可能になります。

「クローズド・バイイングモデル」のメリットとは

ここでご紹介したいのが、「クローズド・バイイングモデル」という販売手法です。

このモデルの特徴は、以下のとおりです。

特徴内容
購入には会員登録が必要誰でも買える状態ではない
会員に限定して販売限定された消費者のみが対象
会員向けに特別オファーが可能限定価格・数量・特典の付与がしやすい

この仕組みは、ブランドの信頼を損なうことなく、「選ばれた人たちにだけ」届けるスタイルです。
だからこそ、“価値を守りながら売る”というエシカルな選択が可能になります。

「アウトレット=安売り」ではありません。
「限られた人の特別な買い物体験」として設計することで、むしろブランドのファンが増えることすらあるのです。

市場価格と干渉しない会員限定販売のしくみ

最後に、実際にどうやって「市場価格と干渉しない販売」が実現されているのか、少しだけ具体的にご紹介します。

✅ 商品ページは誰でも見られる(SEOやSNSでもシェア可能)
✅ でも「カートに入れる」「購入する」には会員登録が必要
✅ 会員は、あらかじめOEFの価値観に共感し、登録した人だけ

このように、販売のアクションをクローズドにすることで、価格の“見える化”とブランド保護を両立させています。
さらに、出品商品は「在庫過多」「パッケージにキズがある」「賞味期限が近い」など、“正規品とは違う理由”が明確であるため、一般販売との線引きもしやすいのです。

「大切に作った商品だからこそ、最後まで責任を持って届けたい」
そんな思いを持つ方にぴったりな仕組みが、いま広がっています。
現金化を急ぐあまり、ブランドを犠牲にしなくてもいい――そんな販路があることを、ぜひ知っておいてくださいね。

初心者でも安心!サポート体制が整ったECモデルとは?

谷澤まさみ
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「ネット販売って難しそう…」
そう感じて、あと一歩が踏み出せない方はとても多いです。とくに初めての方にとっては、「商品をどうやって登録するの?」「売れたらどうすればいいの?」と、疑問だらけかもしれません。でも、そんな不安をサポートでしっかりカバーしてくれるECの仕組みがあるとしたら、少し気が楽になりますよね。
ここでは、初心者の方でも安心して始められる「サポート体制が整ったECモデル」の特徴を、具体的にご紹介します。

出品手数料なし、発送は各社に任せてOK

「とりあえず出してみたいけど、費用はなるべく抑えたい」
そんな方には、初期投資を抑えられる出品モデルがぴったりです。

✅ 出品手数料はゼロ(売れたときだけ手数料が発生)
✅ 在庫は自社倉庫に保管したままでOK
✅ 発送も各社が自分のペースで対応可能

このスタイルなら、「出すだけでお金がかかる…」という不安がありません。
そして、商品が売れてから動けばいいので、ムリなく続けられるのも大きな魅力です。

「商品はある。でも、販路がない」
そんな方にとっては、まさに“今あるものをそのまま活かせる”販売のしくみです。

商品情報・販売ページ作成の支援あり

「ページ作成って、どうやってやるの?」「写真がうまく撮れない…」
そんなお悩みも、専門スタッフのサポートがあることで解消できます。

✅ 商品の魅力を引き出す紹介文の作成
✅ スマホでも撮れる簡単な写真撮影アドバイス
✅ ページの公開までをまるごとお任せ

すべてを自分で準備しなくても大丈夫。
特別なスキルや機材がなくても、プロの手で“売れるページ”が完成するので、初めての方でも安心です。

「ネット用の文章なんて書いたことがない」という方も、無理せず始められますよ。

問い合わせ対応・決済管理も代行可能な仕組み

「売れたあと、どう対応すればいいか分からない」
この心配も、はじめてのECではよくあるものです。

でも、以下のような“売れた後”まで見据えた仕組みがあれば、対応に追われることもありません。

✅ お客様からの問い合わせ → プラットフォームが対応
✅ クレジット決済や入金処理 → 自動化+一括管理
✅ 売上の振込もまとめて対応(指定口座に月1回入金)

つまり、注文が入ったら「発送するだけ」でOK。
人手が限られている卸業者さんにとっては、この「運営負担が少ない」設計がとてもありがたいポイントです。

「商品は素晴らしいのに、届け方が分からない」
そんな方の“販売の入口”として、こうしたECモデルがいま注目されています。

安心して始められて、無理なく続けられる――
そんなやさしい設計が、あなたのネット販売デビューを後押ししてくれるはずです。

サステナブルな販売と利益化を同時に叶える新しい選択肢

谷澤まさみ
谷澤まさみ

近年、食品や日用品の「売れ残り」が単なる在庫ではなく、社会的な課題として注目されるようになってきました。廃棄される商品が多いほど、環境への負担も大きくなります。でも、こうした課題は、「売れなかったから仕方ない」で終わらせてしまって良いのでしょうか?
実は今、フードロスや在庫ロスを“価値ある販売”へと転換する新しい選択肢が広がっています。

フードロス・日用品ロスに新しい販路を

まだ使える食品や日用品。
賞味期限が近いというだけで、パッケージが少し傷ついているというだけで、捨てられてしまう現実があります。

✅ 期間限定品で売り場がなくなった
✅ 季節外れで在庫が戻ってきた
✅ パッケージ変更によって旧デザインが残った

こうした商品たちは、けっして「価値がない」わけではありません。
むしろ、“ちょうど欲しかった人”が、まだ見つかっていないだけなのです。

だからこそ、エシカル消費に関心をもつ消費者へ直接届ける販路が、これからの時代に必要とされています。

社会貢献 × 販売利益が両立する販売モデルとは?

「社会のために良いことはしたい。でも、利益も大切」
そのどちらか一方ではなく、両方を実現する道があります。

たとえば、次のような販売モデルです。

要素内容
社会貢献廃棄予定商品を販売し、フードロス削減に貢献
利益化市場に出しにくい在庫を現金化できる
買い手の満足度通常よりもお得に、品質の良い商品が買える

このように、「もったいない」を「うれしい」に変える仕組みは、売る人・買う人・社会の三方にとってプラスになる新しい販売の形です。

とくに、これまでのルートでは“売れなかった在庫”が、別の市場で輝ける場所を得ることで、企業のブランド価値そのものも高まっていくのです。

SDGs時代に問屋が選ぶべき「次の一手」

いま、サステナビリティに配慮した取り組みは、単なる“社会貢献”を超えて企業の信頼そのものに直結する要素になっています。

✅ 「廃棄せず、活かす」姿勢がブランドイメージにつながる
✅ 取引先・消費者からの共感が広がる
✅ ESG対応やSDGsへの取り組みにも好影響

こうした視点からも、ロス在庫をどう扱うかは“経営戦略”そのものになってきています。

これまでとはちがう販路に挑戦することは、たしかに勇気がいることかもしれません。
でもその一歩が、持続可能な企業運営と、新たな収益の柱をつくることにもつながります。

「社会にとって意味のあること」を「ビジネスとしても価値のあること」に。
そんなサステナブルな循環を、私たちの手で少しずつ広げていきませんか?

OEFという選択:問屋のECデビューを応援するプラットフォーム

谷澤まさみ
谷澤まさみ

これまでにご紹介してきたような「サステナブルな在庫活用」や「初心者でも安心して始められるネット販売」。
それを、本当に現場目線で支えるプラットフォームがあったらどうでしょうか?
それが、OEF(Outlet, Ecology, Foodloss)です。
OEFは、全国の問屋さんや卸業者さんのECデビューを、やさしく、でも確実に後押しするプラットフォーム。
ここでは、その特徴や始め方について、わかりやすくまとめていきます。

出品初期費用・月額費用・手数料のシンプルな仕組み

まず安心していただきたいのが、料金体系の分かりやすさです。

✅ 初期登録費用:15,400円(税込)※初回のみ
✅ 月額固定費:2,980円(税込)
✅ 販売手数料:10%(クレジット決済込み)

しかも、出品手数料はゼロ。つまり、商品を掲載するだけでは費用は発生しません。
実際に売れたときだけ手数料がかかる仕組みなので、「まずは出してみたい」という段階でも、気軽に始められます。

「コストが読める」って、はじめてのECではとても大事なこと。
余計な不安がなく、「どうやって売ろうか」に集中できるのがOEFのいいところです。

誰でも価格が見える、でも買えるのは会員だけ

OEFでは、商品ページは誰でも見ることができます
この「オープンな情報発信」は、検索エンジン対策(SEO)やSNSでの拡散にもとても有効です。

ですが――
実際に購入できるのは、月額制の会員のみ

これが、OEFが採用する「クローズド・バイイングモデル」です。

✅ 購買行動はクローズド(限られた会員だけ)
✅ 情報発信はオープン(多くの人に届く)
✅ ブランド価値・市場価格を守りながら在庫販売が可能

だからこそ、問屋さんが安心して出品できる環境が整っているのです。
「価格は見せるけど、安売り感は出したくない」――そんな絶妙なバランスを実現するしくみです。

問い合わせから販売開始までの3ステップ

実際にOEFで販売を始めるのは、とてもシンプルです。
たった3ステップで、あなたの商品が全国のエシカル消費者に届く準備が整います。

ステップ1:申込みフォームからエントリー
簡単な審査がありますが、オンラインで完結します。

ステップ2:登録費・月額費の決済(10分ほどで完了)
決済完了後、出品に必要な情報が届きます。

ステップ3:管理画面にログインし、出品スタート
サポートが必要な場合は、スタッフがしっかりフォローします。

このように、「ネット販売は初めてで不安」という方でも、迷わず始められる仕組みになっています。


“廃棄コスト”で終わらせない、在庫の新しい出口。
それが、OEFというプラットフォームです。

社会にとって意味のある選択を、ビジネスとしても価値あるものに。
その第一歩を、OEFで踏み出してみませんか?

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