谷澤まさみ
谷澤まさみ

スマホだけで、売れる商品写真は撮れるんです。日用品をOEFに出品したい方に向けて、撮影準備から加工、構図のコツまでやさしく解説しました。目次を見て必要なところから読んでみてください。

スマホで手軽に商品撮影!日用品の出品に必要な準備とは?

OEFへの出品を考えている方から、「スマホだけで商品撮影しても大丈夫ですか?」というご相談をよくいただきます。結論から言うと、スマホでも十分に“伝わる写真”は撮れます。でも、ちょっとした準備や工夫があるだけで、商品の印象がぐんと良くなるんです。ここでは、はじめての方でも取り組みやすい撮影準備の基本をお伝えします。

スマホ撮影に必要な最低限の道具リスト

スマホ1台あれば始められるのがOEFのいいところですが、写真の仕上がりを左右する「ちょっとした道具」があると安心です。高価な機材ではなく、日常で手に入るものばかりなので、無理なくそろえられます。

スマートフォン(三脚があるとベター)
 最近のスマホは画質がとても良く、明るさの自動調整機能もあるので便利です。両手が空く三脚を使うと、ブレずに安定した撮影ができます。

白い紙や布(背景用)
 シンプルな背景は、商品の印象をすっきり見せてくれます。大きめの白紙や布、模造紙が1枚あると重宝します。

自然光が入る窓際 or LEDライト
 自然光が一番やわらかく撮れるのでおすすめ。曇りの日や夜間なら、LEDライトを斜め上から当てると影が目立ちにくくなります。

柔らかい布 or アルコールシート
 撮影前に商品のホコリや指紋をサッと拭くだけで、清潔感がアップします。

ちょっとした道具ですが、「買いたくなる写真」への第一歩になります。特別な撮影スタジオがなくても、丁寧な準備だけで大丈夫です。

背景・光・配置で見た目は9割決まる

どんなに良い商品でも、背景がゴチャゴチャしていたり、光が暗かったりすると、見た人の印象が下がってしまうことも…。写真は「第一印象」をつくる大事な要素です。

背景はシンプルがいちばん。白や明るいベージュなど、商品が引き立つ色がおすすめです。柄の入った布やカラフルなものは、視線が散ってしまうので避けましょう。

光の当て方で、商品はまったく違って見えます。おすすめは「午前中の自然光」。窓際に机を置いて、逆光を避ける位置で撮ると、やさしい明るさが出ます。もし自然光が難しい場合は、100均のLEDライトを2つ用意し、左右から当てるだけでもOKです。

配置(アングル)は、「正面から」「斜め45度」「真上から」の3パターンが基本です。それぞれのアングルにメリットがあり、商品の形や特徴に応じて使い分けましょう。

アングル向いている商品印象・効果
正面からパッケージ系情報が伝わりやすく、信頼感を演出
斜め45度立体感のある商品奥行きが出て、リアルな使用感をイメージしやすい
真上から食品やセット商品全体を見せたいときに効果的で、SNS映えも◎

※このように「どう見せたいか」を少し意識するだけで、写真から伝わる情報の質が上がります

気合いを入れすぎなくても大丈夫。「生活感を消す」「自然光を活かす」「余白を大切にする」——この3つを意識するだけで、あなたの商品はもっと素敵に見えますよ。

撮影のコツを押さえるだけで“売れる写真”に変わる

谷澤まさみ
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写真の印象って、ちょっとした工夫で驚くほど変わります。とくにOEFのような「ネット上で商品を見てもらう」場では、画像がそのまま“売り場”の顔になります。プロのような機材や技術がなくても大丈夫。ここでは、日用品をスマホで魅力的に撮るための実践的なコツをご紹介します。

撮影時の光の使い方|自然光 or 照明?

まず、写真の“キレイさ”を左右するのが光の当て方です。これだけで仕上がりの8割が決まると言っても過言ではありません。

自然光はやわらかくて、色が自然に出る
晴れた日の午前〜昼過ぎ、窓際の柔らかい光は、日用品の色や質感をそのままきれいに写してくれます。カーテン越しに光が入る場所を選ぶと、陰影が柔らかくなって◎。

逆光はNG。光は“横から or 斜め上”が基本
逆光(光源に向かって撮る)になると、全体が暗く写ってしまいがちです。光は被写体の斜め前方から当てると立体感も出ます。

夜間はLEDライトで代用OK
自然光が使えないときは、白色LEDライトを使いましょう。100均のクリップ式ライトなどでも十分です。できれば2方向から当てると、影がやわらぎます。

ちょっとした工夫ですが、「光をコントロールする」ことで印象が大きく変わります。撮影場所は、できるだけ明るく整えておくのがおすすめです。

角度と構図の基本テクニック|NG例も紹介

構図や角度も、見せ方の大切なポイントです。撮る角度によって、商品の印象はガラッと変わります。

正面・斜め45度・真上からの3アングルを基本に
これは前の章でも紹介しましたが、あらためて使い分けをおさらいしましょう。

角度伝わりやすさ向いている商品
正面パッケージが読みやすいボトル・箱など
斜め45度立体感・雰囲気が出る詰め合わせ・小物など
真上並べた状態が見せやすい食品・セット商品など

NG構図もチェックしておこう

  • 被写体が切れている
  • 背景がゴチャゴチャしている
  • 斜めすぎて見づらい
  • スマホの影が映り込んでいる

こうした写真は「なんとなく買いたくない」印象を与えてしまうので要注意です。商品全体がきちんと入るようにして、背景はなるべくスッキリさせましょう。

構図のコツは「余白をつくること」
写真の中に適度な空白(余白)があると、商品が引き立ちます。ついギリギリまで寄りたくなりますが、“ちょっと引いて撮る”くらいがちょうどいいです。

色味と明るさの調整はアプリでOK

「撮った写真が少し暗い」「色味がくすんで見える」——そんなときは、スマホアプリでの簡単な補正が頼りになります。

おすすめの無料アプリ

  • Snapseed(スナップシード):明るさや色温度の調整がしやすい
  • Lightroom(ライトルーム):細かい色補正が可能でプロっぽい仕上がりに
  • iPhone純正の写真アプリ:露出やコントラストだけでも十分改善できます

補正のポイントは、“やりすぎないこと”です。色味が実物とかけ離れてしまうと、届いたときの印象が変わってしまい、信頼を損ねる原因に…。

✅ 補正時に見るべきチェックポイント

  • 明るさ(暗すぎないか?)
  • 色温度(青白すぎないか?)
  • コントラスト(立体感はあるか?)

補正が終わったら、一度、他の人に「この写真、印象どう?」と見てもらうのもおすすめです。客観的な視点で見直すと、意外な気づきがあります

このように、ほんの少し手をかけるだけで、スマホ写真でも十分に「売れる写真」が撮れます。
道具よりも大事なのは、見る人の気持ちに寄り添って写すこと。そんな視点を忘れずにいれば、きっと商品の魅力は自然に伝わりますよ。

スマホでここまでできる!写真加工の超初心者ガイド

谷澤まさみ
谷澤まさみ

「写真加工ってなんだか難しそう…」「アプリの使い方がよくわからなくて」と感じている方、大丈夫です。スマホ1台あれば、誰でも“売れる写真”に近づける時代なんです。ここでは、加工に不慣れな方でも気軽に使えるアプリや、商品別の見せ方の工夫をわかりやすくご紹介します。

無料アプリ3選|手軽に使える編集ツール

撮ったままの写真、少しだけ「明るさ」や「色味」を整えるだけで、グッと見映えが良くなります。ここでは、初心者さんでも扱いやすい無料アプリを3つご紹介します。

Snapseed(スナップシード)
Googleが提供する定番アプリ。操作が直感的で、特に「明るさ」「コントラスト」「ホワイトバランス」などの調整がわかりやすくなっています。

Lightroom(ライトルーム)モバイル版
Adobeの本格ツールですが、無料版でもかなり使えます。写真を“ナチュラルに整える”のにぴったりで、加工しすぎない雰囲気が魅力です。

Canva(キャンバ)モバイル版
画像の明るさや色調の調整に加えて、テキストやアイコンを入れたいときにも便利。キャンペーン画像を作りたいときに重宝します。

どのアプリも、基本は「明るくする」「色を整える」「余計な影を消す」くらいでOKです。やりすぎは逆効果になりやすいので、ほどよく自然な印象を心がけましょう。

加工の基本ステップ:

  1. 明るさを少し上げる
  2. 彩度をほんの少しアップ
  3. シャープさを調整(商品ラベルを読みやすく)
  4. 余白を整えて構図を調節

こうしたちょっとした操作だけで、「印象がパッと明るくなる」ので、ぜひ試してみてください。

商品ごとに見せ方を変える「魅せる撮影」

すべての商品を同じように撮るのではなく、「この商品は、どこを見てほしいのか?」を意識して撮影・加工することがコツです。

たとえば、

  • パッケージがオシャレな洗剤やハンドソープ:全体を写すよりも、ラベルやデザインをクローズアップすると印象アップ。
  • 詰め合わせやギフトボックス系の商品:中身がバラエティ豊かなので、真上からの俯瞰構図でカラフルに見せるのがおすすめ。
  • 小さな雑貨や細かな加工がされた商品斜め45度からアップで写すことで、質感やディテールが伝わります。

こんなふうに、商品の「魅力ポイント」に合わせて“どこを主役にするか”を決めてあげると、見る人にとってもわかりやすく、心に残る写真になります。

✅ ちょっとした工夫でも印象は大きく変わる

  • 商品の背景を変える(白→木目、布など)
  • 光の当て方を変えてみる(横から当てて影を出す)
  • 角度を微調整して反射を減らす

こういった工夫は、「わかりやすさ」「信頼感」につながります。特別なスキルは不要ですが、「自分だったら、この写真で買いたくなるかな?」と想像しながら調整すると、自然と良い仕上がりになりますよ。

加工も撮影も、完璧でなくて大丈夫。“伝えたい想いをこめて整える”だけで、写真はしっかり伝えてくれます。エシカルな想いが届くように、気負わずチャレンジしてみてくださいね。

出品ページで信頼感アップ!写真で気をつけたいポイント

谷澤まさみ
谷澤まさみ

「ちゃんとしてるお店っぽく見えるかどうか」って、じつは写真の雰囲気が大きく影響しています。OEFのようなエシカルECでも、写真が整っていると「この出品者さん、信頼できそう」と思ってもらいやすくなります。ここでは、ちょっとした“見せ方の工夫”で信頼感をグッと高めるポイントをお伝えします。

清潔感と「生活感のなさ」は超重要

スマホで撮ると、つい家の背景が映り込んでしまったり、日常感が出てしまったりしがちですよね。でも、売れる写真の鍵は「清潔感」と「生活感を抑えること」にあります。

やってしまいがちなNG例

  • テーブルの上に他のものが映り込んでいる
  • 洗濯物や壁のコンセントが写真の片隅にある
  • カーペットや布団の上で撮影してしまう

これ、無意識に「ちょっと雑な印象」を与えてしまうんです。特に日用品は「衛生的に使えるか?」という安心感も大切なので、背景はなるべく真っ白か、無地の布・紙にしましょう

清潔感アップのポイント

  • 商品の指紋やホコリをふいてから撮る
  • 背景は白い紙・布・板などで統一する
  • 光をしっかり当てて、明るく写す

こうしたほんのひと手間で、「きちんと感」が伝わり、買う側の安心にもつながります。何も特別なことをする必要はなく、「お店の商品ページっぽく見せる」意識を少し持つだけで十分です。

商品サイズ・質感が伝わるカットの撮り方

写真だけでサイズや質感を伝えるのって、ちょっと難しく感じるかもしれません。でも、「比較対象を入れる」「手に持った写真を入れる」などの工夫で、ぐっと伝わりやすくなります。

サイズ感を伝える方法

  • 日用品なら、手で持った写真を1枚入れると◎
  • 文具や雑貨は、定規やボールペンと一緒に撮るのも有効
  • 箱入り商品は、中身と一緒に撮ることで全体感を伝えやすくなります

質感がわかる撮り方

  • 少し斜めからの光を使うと、凹凸や光沢感が出やすい
  • 接写(近づいて撮る)で素材のディテールをしっかり写す
  • 布製品や木製品は、手触りを連想できる構図を選びましょう

例えば、マットな質感のボトルは「斜めから光を当てて、柔らかい影を出す」だけで、ナチュラルで落ち着いた印象になります。キラっとした素材なら、光をあえて反射させて高級感を演出するのも効果的です。

商品によって、どう見せれば“らしさ”が伝わるかは変わります。でも難しく考えなくて大丈夫。「使う人がイメージしやすいように」という気持ちで、構図や角度を選んでいけば、それだけで十分伝わる写真になります。

OEFの出品写真は、商品の魅力だけじゃなく、あなたの丁寧さや思いやりまでも伝えてくれます。少しだけ「伝わる工夫」を意識して、買う人との心地よい信頼関係を築いていきましょう。

OEFへの出品を考えている方へ|スマホ写真でも十分です

谷澤まさみ
谷澤まさみ

「プロみたいな写真じゃないと、出品って難しいですか?」というお声をいただくことがあります。でもご安心ください。OEFでは、スマホで撮った写真でもまったく問題ありません。むしろ、“丁寧に撮られたスマホ写真”こそ、あたたかみや信頼感を伝えてくれることが多いんです。ここでは、スマホでの撮影が十分な理由と、実際の出品手順、そしてOEFならではの安心設計をご紹介します。

スマホ撮影でもプロっぽく見せられる理由

今のスマホカメラはとても優秀です。iPhoneでもAndroidでも、明るさやピントを自動で調整してくれる機能がついていて、しっかり光を当てて構図を整えれば、それだけで「売り場で見かける写真」のように仕上がります

✅ スマホでプロっぽく見せるコツ

  • 背景は白 or 木目などシンプルに
  • 光は窓際の自然光 or LEDライトを活用
  • 商品を主役に、余白をもって配置
  • 正面・斜め・真上の3方向から撮る

つまり、必要なのは高価なカメラではなく、「伝えよう」というやさしい気持ちと、ちょっとした撮影の工夫なんです。

OEFでは、リアルすぎるくらいの生活感がある写真よりも、「シンプルで清潔感のある写真」が喜ばれます。この方向性が、スマホ撮影にぴったりなんです。

OEFに出品するときの画像登録の流れ

出品の流れはとってもシンプルです。難しい操作は一切ありません。

  1. OEFのサプライヤー管理画面にログイン
  2. 商品登録ページで、商品名や説明、参考価格などを入力
  3. 「画像をアップロード」ボタンから、スマホで撮った写真を選択
  4. 登録完了後、OEFチームが内容を確認して公開へ

✅ 写真登録のポイント

  • 商品写真は3〜5枚程度あるとベター
  • 角度・パッケージ表面・裏面・中身(あれば)を写すと親切です
  • サイズ感が伝わるようなカットがあると、購入者に安心してもらえます

登録はPCからでもスマホからでもOKなので、「撮ったその場で登録まで完了」なんてこともできます。“すぐ出せる・すぐ売れる”のが、OEFのいいところです。

クローズド・バイイングモデルだから安心して出品可能

「アウトレット価格で出品すると、他の取引先に知られてしまうのでは…」と心配されることもあるかもしれません。でも、OEFは“クローズド・バイイングモデル”を採用しています。

価格はオープンですが、購入は会員限定
一般公開されているのは商品情報だけ。実際に購入できるのは、サブスクリプション会員に限られているため、広く拡散されることはありません。

ブランド価値を守りながら販売できる
限られた人だけが買える仕組みなので、通常の販売価格や流通価格に影響を与えにくく、「値崩れを起こさずに在庫を活かすことができる」安心感があります。

サプライヤーさんの“事情”を理解して運営
OEFでは、「在庫が余って困っている」「捨てるのはもったいない」——そんな悩みを抱える事業者さんと共に、商品に再び命を吹き込む場所を作っています。その想いが共有されているからこそ、販売の場としても安心していただけるのです。

スマホ1つあれば、今日から出品できます。
OEFは、あなたの想いや商品を、やさしく・誠実に受け止めるエシカルな販路です。
ぜひ一度、「スマホ撮影のまま」でチャレンジしてみてくださいね。

👉 エシカルに在庫を処分する方法がまとめられた記事はこちら

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