
「在庫が売れない…」「処分するしかない?」そんなお悩み、OEFなら“粗利改善”と“フードロス削減”を同時に叶えられます。目次を見て必要なところから読んでみてください。
卸売業が抱える「在庫リスク」と粗利率の課題
なぜ売れ残り在庫が粗利率を圧迫するのか?
在庫が売れ残ったとき、その“重み”を誰よりも感じているのは、きっと卸売業を営むみなさんだと思います。仕入れた商品が棚に残ったまま動かず、やがて値引きしても出ていかない。そして最終的には処分という選択を迫られる…。そうなると、当然ながら粗利益率は大きく下がってしまいます。
たとえば、1商品あたりの利益率を20%で想定していたとしても、その商品が売れずに半額で処分された場合、利益はゼロどころかマイナスになることさえあるのです。しかも、それにかかった人件費や保管コスト、棚を占有する機会損失まで含めると、数字に表れない“見えないコスト”が静かにのしかかってきます。
「まぁ、このくらいなら…」と思ってしまいがちですが、そうした積み重ねこそが、粗利率全体をジワジワと蝕んでいくのです。
在庫は悪ではありません。ただ、“動かない在庫”が増えれば増えるほど、本来得られるはずだった利益が遠ざかってしまう。これは多くの卸売業者さんが抱えている共通のジレンマだと思います。
「処分するしかない…」という選択肢の限界
もう売れない。もう出荷できない。
そう感じたとき、多くの方がとる選択肢は「廃棄」ではないでしょうか。もちろん、それも状況によってはやむを得ない判断です。でも、“処分=最終手段”にしてしまうのは、もったいないことかもしれません。
というのも、今の時代には「エシカル消費」という新しい選択肢が広がってきています。
少しだけ期限が迫った食品や、パッケージにキズがある商品などでも、「もったいない」と感じて手に取ってくださるお客様が増えているのです。
こうしたニーズに応えるかたちで、OEFのようなエシカル販売プラットフォームが生まれました。廃棄ではなく、再び価値として届ける道がある。その発想が、新しい卸売のかたちをつくりはじめています。
処分コストもゼロにはなりませんし、環境への負荷だって気になります。でももし、「これはまだ誰かに喜ばれる可能性がある」と思えたら、その在庫は“ムダ”ではなく、“チャンス”に変わるのです。
私たちの選択が、商品に、社会に、そして自分の利益にもやさしくつながっていく。そんなあたたかいサイクルを、OEFを通じて一緒に育てていけたらと思います。
廃棄コストをゼロに!OEFという新しい選択肢
「フードロス商品」がエシカルに変わる仕組み
「まだ食べられるのに、捨てなきゃいけない」
「ほんの少しのパッケージ不良で店頭に出せない」
そんな理由で行き場を失っている商品が、実はたくさんあります。
でも、それらの多くは、品質にはまったく問題のない“ちゃんと価値がある商品”。
OEFでは、そういった“もったいない”商品たちを、エシカルに生まれ変わらせる仕組みがあります。
OEFに出品される商品は、賞味期限が迫っていたり、パッケージにわずかな傷があったりという理由で、通常の流通では販売が難しくなったものが中心です。
けれど、それを理解したうえで、「フードロス削減に貢献したい」「お得にエシカルな買い物をしたい」と思ってくれている会員さんたちが、喜んで購入してくださっています。
つまり、“売れ残り”ではなく、“選ばれしエシカル商品”として再出発できる場なんです。
OEFはなぜ卸売業にとって“安心して出品できる場所”なのか?
「安売りしてブランドが傷つかないかな…」
「取引先に見られたら困る…」
そんなふうに感じる卸売業の方も多いかもしれません。でも、OEFならその心配は不要です。
というのも、OEFでは“クローズド・バイイングモデル”を採用しており、誰でも購入できるわけではないからです。
商品ページはオープンになっていますが、実際に購入できるのは有料会員として登録された方のみ。つまり、一般流通とは明確に線引きされた環境のなかで商品を販売できる仕組みになっているのです。
また、出品費用は初期登録費用+月額費用のみで、売れたときだけ10%の販売手数料がかかるシンプルな料金体系。固定費を抑えながら、在庫を「新たな売上」に変えるチャンスが得られます。
✅ 販売にかかるコストが明確
✅ 物流は自社でコントロールできる
✅ 顧客対応もOEFがフォロー
出品のハードルは、想像以上に低いんです。
クローズド・バイイングモデルで市場価格を守る
OEFでは、「価格はオープン」「購入はクローズド」というユニークな仕組みを採用しています。
一見すると、オープンな価格表示に不安を感じる方もいるかもしれません。でも、この設計こそが、市場価格を守りながら販売機会を生み出す鍵になっているんです。
たとえば、価格を隠してしまうと、ユーザーにとって「どれだけお得なのか」がわかりにくくなります。かといって、誰でも購入できる状態にしてしまうと、既存の取引先や一般市場に影響を与えてしまうリスクがありますよね。
その点、OEFでは「価格は表示するけれど、購入は登録会員のみに限定」することで、透明性とブランド保護の両立を実現しています。
この仕組みにより…
✅ 顧客には「信頼できるお得感」を届けられる
✅ サプライヤーは「市場価格への影響を最小限にできる」
つまり、売り手にも買い手にも、ちゃんとやさしい販売のかたちなんです。
フードロスを減らしながら、新しい売上をつくる。しかも、ブランド価値はしっかり守れる。
そんな“いいとこ取り”の仕組みが、OEFにはあるんです。
粗利益率が改善された3つのリアル事例
賞味期限3週間の食品が完売した地方メーカーの声
「正直、もう間に合わないかも…」
そう思っていたというのは、ある地方で食品製造を行う小さなメーカーさんです。賞味期限まで残りわずか3週間。通常の販路ではとても捌けない量の在庫を抱えていました。
そんななか、OEFに出品したところ、なんと数日で完売。
決め手は、「おいしさはそのまま、エシカルに応援できるなら買いたい」という会員さんの声でした。
このメーカーさんにとっては、ただ在庫が動いたというだけではありません。廃棄にかかる予定だったコストがゼロになり、むしろ粗利益が生まれたのです。
しかも、商品の味を知ったお客様がその後の通常商品にも関心を持ってくれるようになり、新しい顧客層への接点づくりにもなったとのこと。
「在庫を救ったのは、“フードロスを減らしたい”という気持ちだった」
そんな言葉がとても印象的でした。
販路を失ったコスメ在庫が“共感”で売れたストーリー
こちらは、ある化粧品ブランドのケース。コロナ禍で予定されていたイベントや百貨店の催事が次々と中止になり、販売機会がすべて失われた商品がありました。
商品そのものには何の問題もなく、むしろ開発に力を入れて作った“自信作”。
けれど、販売タイミングを逃したことで行き場を失ってしまったそうです。
OEFでは、このストーリーごと商品を紹介するかたちで出品しました。
すると、「そんな背景があったんだ」「応援したい」という共感の声が多く寄せられ、想定以上のスピードで販売が進みました。
OEFのユーザーは、「少しでもムダにしたくない」「生産者の想いを知って買いたい」という想いを持った方が多いです。だからこそ、ただ安いから買うのではなく、“誰かの努力をムダにしない選択”をしてくれる。
このブランドではその後も継続出品され、新しいファン獲得のきっかけにもなっています。
物流を変えずに新規売上を作れた中小企業の実例
「在庫はある。でも、人手も時間も余裕がない」
そんな中小企業さんからよく聞くのが、“出品したいけど物流を変えるのが大変”という声です。
でも実は、OEFは各サプライヤーが自社から直接発送するスタイル。つまり、今の物流体制を変える必要がないんです。
ある加工食品メーカーでは、出荷手順をほぼ変えずに、賞味期限が近いセット商品をOEFで販売。
価格設定も自分たちで行えたため、無理のない範囲で値引きを調整しつつ、粗利益を確保できたとのこと。
しかも、注文が入ってから梱包・発送を行うので、在庫管理の負担も最小限で済みます。
この企業では、「月額コスト以上に十分なリターンが得られた」と評価してくださり、定期的なOEF活用を“売上戦略の一部”として取り入れるようになったそうです。
変えなくてもいいものは変えずに、できることから始められる。
それがOEFの強みのひとつでもあります。
OEFで在庫を「売上」に変えるためにやるべきこと
出品までのステップは?費用感や手数料の仕組み
「OEFに出してみたいけど、いくらかかるのか不安で…」
そんな声をよく耳にします。ですが、OEFは“売れたときだけ手数料が発生する”仕組みなので、在庫を抱える企業さんにとっても始めやすい設計になっています。
まず、費用の目安は以下の通りです。
費用項目 | 内容 | 金額(税込) |
---|---|---|
初回登録費用 | 登録時のみ | 15,400円 |
月額費用 | 継続利用料 | 2,980円/月 |
販売手数料 | 商品が売れた場合のみ発生(クレジット決済料込) | 売上の10% |
※物流は各サプライヤー様にてご対応いただきます
固定費を極力抑えつつ、余剰在庫を価値に変えていけるのがOEFの強みです。
売れるまでコストが増えないという安心感は、中小企業さんにとっても大きな魅力ではないでしょうか。
「この商品、いけるかな?」と思ったら相談OK
「うちの在庫、OEFに合うのかな?」
「食品じゃないけど出せるのかな?」
そんな迷いがある方も、まずは一度ご相談いただけたら大丈夫です。
OEFでは、食品以外にも日用品・化粧品・雑貨など、“まだ使えるけれど流通しづらくなった商品”であれば幅広く取り扱っています。
たとえば…
✅ パッケージ変更前の旧デザイン品
✅ 製造ロットの都合で中途半端に余った数量
✅ 百貨店や催事が中止になって行き場を失った在庫
こうした商品たちが、OEFでは“エシカルな選択肢”として、再び多くの方に届けられています。
「まだ価値はあるのに、埋もれている」そんな商品こそ、OEFがぴったりの居場所です。
サプライヤー登録の流れとサポート体制
OEFでの出品は、わずか3ステップで完了します。ネットに不慣れな方でも安心して進められるサポート体制が整っているので、はじめての方もご安心ください。
【登録までの流れ】
- 申込みフォームからエントリー
→ 審査制となっておりますが、内容に応じて柔軟に対応します。 - 審査通過後、2つの決済を行います
・初回登録費用(15,400円)
・初月分の月額利用料(2,980円)
※どちらもオンライン決済。所要時間は10分程度です。 - ログイン情報を受け取り、出品スタート!
サプライヤー専用の管理画面で、商品登録や出荷管理が行えます。
登録後は、OEF運営チームが「どう見せるとエシカル消費者に刺さるか?」といったアドバイスも随時行っており、ただの商品掲載ではなく、売れる仕掛けづくりも一緒に考えていけるのが強みです。
わたしたちは、“在庫を売る”ことだけがゴールだとは思っていません。
「いい商品が、正しく伝わり、共感で選ばれる」。
そんな売れ方を一緒に育てていくパートナーでありたいと考えています。
まとめ|エシカルに在庫問題を解決したい卸売業者さんへ
「在庫=廃棄」ではなく、「在庫=チャンス」へ
これまで、「売れ残ったら処分するしかない」と思い込んでいませんでしたか?
でも、今の時代は“在庫の捉え方”そのものが変わりつつあります。
確かに、賞味期限が迫ったり、パッケージに少しキズがあったりする商品は、一般流通では扱いづらいかもしれません。
でも、それが“誰かの役に立つもの”として選ばれる場があるとしたらどうでしょう。
OEFでは、そうした商品を「エシカルな選択肢」として見つけてくれる方がたくさんいます。
「安いから買う」のではなく、「ムダにしたくないから買う」というあたたかい購買動機があるからです。
つまり、“売れなかった商品”ではなく、“新しい文脈で価値を取り戻す商品”として見てもらえるんです。
これまで処分に費用をかけていた在庫が、粗利益を生むチャンスに変わる。
そんな未来を一緒に描いていきませんか?
OEFで“もったいない”を“売上”に変える第一歩を
OEFは、ただのアウトレットECではありません。
廃棄されそうになった商品たちを、新たな価値として流通させるエシカルプラットフォームです。
その一歩は、意外なほどかんたんです。
「これ、出してみてもいいかな?」と思った商品があれば、まずはご相談ください。
サポート体制も整っているので、不安があっても大丈夫。
そして、OEFの仕組みは“売れたときだけ手数料”というスタイルなので、出品へのリスクも最小限。
在庫を“チャンス”に変える場として、これほど心強いプラットフォームはなかなかありません。
今ある在庫が、“誰かのうれしい”につながる。
そんな循環を、OEFで一緒につくっていきましょう。