谷澤まさみ
谷澤まさみ

「まだ使えるのに、捨てざるを得ない…」——そんな在庫、ありませんか?OEFならその“もったいない”を、新しい売上と社会貢献に変えられます。目次を見て必要なところから読んでみてください。

なぜ今、食品・日用品卸に「廃棄コストゼロ」が求められるのか

「もったいない」と感じながらも、やむを得ず在庫を処分してきた——。そんな現場の声を、これまで何度も聞いてきました。特に食品や日用品を扱う卸企業にとって、商品を「捨てること」にかかるコストは、見過ごせない悩みの一つです。

ですが今、その“あたりまえ”を見直すチャンスがきています。廃棄せずに価値を生み出す仕組みが、少しずつ広がっているからです。

ここでは、なぜ今こそ「廃棄コストゼロ」に挑戦すべきなのか、背景にある3つの理由を一緒に見ていきましょう。

廃棄物処理費の増加が利益を圧迫している

賞味期限の迫った食品や、パッケージにキズのある日用品。売り場には出せなくても、まだ十分に使える商品はたくさんありますよね。

でも、こうした在庫を処分するには、「廃棄コスト」という見えにくい負担がのしかかってきます。

✅ 廃棄費用の主な内訳

内容費用の例(概算)
廃棄業者への委託料1箱あたり500円〜
運搬・分別コスト作業人件費 + 輸送費
ブランド毀損リスクの対策シュレッド・焼却処理など

この表のように、単に捨てるだけでも意外とお金がかかるものです。しかも、環境配慮のための処理方法(焼却や適正分別)には、より高額な手間とコストがかかるケースも増えてきました。

在庫が売れ残ったとき、「廃棄すればいいや」と思うのは、もう昔の話かもしれません。

環境意識の高まりとSDGs対応のプレッシャー

近年、「環境への責任」を果たそうとする企業の取り組みが注目されるようになりました。

その中でも、フードロスやプラスチックごみ問題への対応は、消費者の関心も非常に高くなっています。

たとえば、自治体や企業が積極的にSDGs(持続可能な開発目標)を掲げていたり、サステナビリティに配慮した商品が「選ばれる理由」になったり。そんな変化を、肌で感じている方も多いのではないでしょうか。

日々の業務に追われる中で、つい後回しにしてしまいがちな「環境配慮」。でも実は、廃棄を減らすだけでも立派なSDGs貢献になるんです。

そして、取り組みを発信することで、企業イメージやBtoB取引にも良い影響が生まれます

「環境配慮は難しそう」と感じるかもしれません。でも、今ある在庫を“捨てずに活かす”だけで、環境にも売上にもやさしい選択ができるんです。

法改正によるリスクとチャンス

もうひとつ無視できないのが、「法規制の強化」です。

2021年の食品ロス削減推進法を皮切りに、廃棄の扱いや報告義務、リサイクル促進の動きが加速しています。今後は罰則付きの義務化や、企業ごとの開示ルールも本格化していく可能性が高いです。

こうした法改正によって、「今まで通りの廃棄」が難しくなる一方で、“先回りして取り組む企業”への評価は確実に上がっていきます

たとえば、OEFのような会員限定型のアウトレットECプラットフォームを活用すれば、「価格はオープンにしつつも、実際の購買はクローズド」にすることで、ブランド価値を守りながら在庫を有効活用できます。

つまりこれは、法対応と販路拡大を同時に実現できるチャンスでもあるのです。


「在庫をどうするか」は、これまで損切りの問題として語られがちでした。でも、今は違います。

“もったいない”を“社会的な価値”に変えることができる時代。そしてそれは、企業にとっても新たな成長の入り口になります。

次のステップでは、そうした「廃棄コストゼロ」をどうやって実現できるのか、OEFのしくみをくわしくご紹介しますね。

OEFが実現する「廃棄コストゼロ」の新しい仕組み

これまで「売れ残り=損失」とされてきた商品たち。でも、ほんの少し視点を変えてみるだけで、それらは「次の価値を生む資源」に生まれ変わります。

OEF(Outlet, Ecology, Foodloss)は、そんな視点転換を現実の仕組みに落とし込んだエシカルECプラットフォームです。

「廃棄コストゼロ」なんて理想論に聞こえるかもしれません。でも、OEFではすでに多くのサプライヤーさんたちが“廃棄にかかっていたコスト”を収益化に変えることに成功しています。

その秘密を、3つのポイントで見ていきましょう。

購入はクローズド・バイイングで市場価格への影響なし

「アウトレットで安売りすると、他の販路に迷惑がかかるのでは…」
「ブランド価値が下がってしまうのでは…」

そんな不安を抱える方も少なくありません。ですが、OEFでは“クローズド・バイイングモデル”を採用しているため、その心配は不要です。

✅ クローズド・バイイングとは?
→ 商品情報(価格・画像など)は誰でも見られるようになっていますが、実際に購入できるのは「OEFの有料会員」のみです。

この仕組みによって、

  • 商品の存在はオープンに伝えられる
  • でも、購入行動は限定されたクローズドな場で行われる
  • 市場価格の維持や他販路への配慮が可能

となり、卸企業やメーカーの方にとって安心して出品できる環境が整っています。

在庫品・期限品が“価値ある商品”として売れる理由

「売れ残り」や「賞味期限が近い商品」は、どこか“後ろめたい在庫”とされがちです。

でも、実際には品質にまったく問題がないものが多く、むしろ「まだまだ使える、食べられる、喜ばれる」商品たち。

OEFでは、こうした在庫に“エシカル”という価値のラベルを貼って、新しい購買の動機を生み出しています。

たとえば…

✅ フードロスを減らす「レスキュー商品」
✅ パッケージ不良や季節ズレによる「もったいないBOX」
✅ こども食堂や地域団体と連携した「寄付型購入」

こうした仕組みに共感して購入する人は、「安いから買う」のではなく、「意味のある選択」として喜んで手に取ってくれるんです。

結果として、値引き商品であっても、ブランド価値や想いを損なうことなく売上を作ることができます。

物流はお任せでOK、手間も最小限に

「仕組みは良さそうだけど、うちは物流まで対応する余裕がない…」
そんな現場の声もたくさんあります。

でもご安心ください。OEFでは物流の一括管理は不要です。

✅ 出品企業が自社倉庫から直接発送
✅ 梱包資材は指定のガイドラインに沿えば自由
✅ 送料は「込み価格」で提示するスタイル

これにより、追加の委託料や再梱包の手間もなく、自社の既存オペレーションで対応可能になります。

しかも、システム上の操作はとてもシンプル。「商品登録」「注文確認」「発送通知」などの流れも分かりやすく、初めての方でも迷わず対応できます。


「捨てずに売る」という新しい当たり前が、少しずつ広がっています。

OEFは、ただの商品販売サイトではありません。“もったいない”を“ありがとう”に変える場所として、日用品・食品を扱う卸の皆さまの強い味方になります。

「処分するしかなかった在庫を、喜んで買ってもらえる」
そんなやりがいのある流通、始めてみませんか?

実際にどれだけコストが削減できるのか?

「いい話だけど、実際の数字が知りたい」——。そんな声をたくさんいただきます。

たしかに、どれだけ理念に共感できたとしても、現場を動かすには“リアルなお金の話”が必要ですよね。ここでは、OEFを活用した場合にどれくらい廃棄コストが削減できるのかを、わかりやすくご紹介します。

現場目線で考えてみたとき、OEFでの販売は“損失の削減”であると同時に、新たな売上の獲得”でもあります。その両面から、じっくり見ていきましょう。

廃棄にかかる処理費用 vs OEFでの売上比較

まず、廃棄するとどれだけコストがかかるのか?という点から。

✅ 例:食品在庫50個(小売希望価格500円)のケース

処理方法内容結果(概算)
廃棄した場合処分費用:@100円×50個5,000円のコスト発生
OEFで販売した場合売価@300円×50個、販売手数料10%13,500円の収益(利益)

解説:
廃棄処理では「0円で処分できる」わけではありません。廃棄するだけでも物流費や業者費用が発生します。それに対し、OEFでは会員限定販売のためブランド価値を守りながら販売が可能です。

手数料は売れた分の10%のみなので、売れ残っても固定費はかかりません

このように、「捨てて5,000円の赤字」だった商品が、「売れて13,500円の利益」になることも、現実に起きています。

シミュレーションで見る、月間5万円削減の現実味

もう少し大きなスケールで見てみましょう。

✅ 月に100〜150点の在庫商品をOEFで販売した場合のシミュレーション

項目数量・金額合計
平均販売価格(税・送料込み)500円
想定販売点数120点60,000円の売上
OEF手数料(10%)6,000円
差引収益54,000円の利益(=本来廃棄していたもの)

この54,000円という金額は、もともと廃棄予定だった在庫から生まれたもの。つまり、“廃棄していたらゼロどころかマイナスだった分”が、しっかり利益に変わっているということです。

月5万円以上の削減が叶えば、年間にして60万円以上のコストインパクトになります。

大規模な設備投資も不要。スタッフ1人が片手間でできる作業で、これだけの成果が出せるなら、やらない理由は見当たりません。

売れた分だけ手数料、だからリスクゼロ

OEFのしくみが支持される理由の一つが、“定額の出品手数料がないこと”です。

✅ OEFの料金体系

  • 初期登録料(1回限り):15,400円(税込)
  • 月額:2,980円(税込)
  • 販売手数料:売れた分の10%のみ

この仕組みのおかげで、「たくさん出品したけど売れなかった…」というリスクを避けながら、まずはスモールスタートすることができます。

たとえば、

  • 試しに10点だけ出品してみる
  • シーズン終わりの在庫を一部だけ流してみる
  • 「社内処分予定」の商品をOEF用に再評価して出品

といった柔軟な動きがしやすく、“やってみてから判断”が可能な設計になっています。


「売れ残りは捨てるしかない」という思い込みを手放すだけで、会社のコスト構造も、環境へのスタンスも変わっていく。

それが、OEFが目指す“廃棄ゼロ”のあり方です。

まずは、小さな一歩から。OEFで、もったいないを利益に変える選択肢を、手にしてみませんか?

CSR報告書に活用できる「環境貢献」データ

「売ること=社会貢献」という視点。これは、これからの卸企業にとって大きな武器になります。

OEFでは、出品された商品ごとに「レスキュー実績」や「フードロス削減効果」などの環境貢献に関するデータを提供できます。これらは、単なる販売実績ではなく、“廃棄を避けた証”として記録されるデータです。

たとえば、

✅ 出品点数:200点
✅ フードロス削減重量:120kg相当
✅ 推定CO₂削減量:78kg

こうした数字は、CSR報告書やSDGsアクションレポートにそのまま活用可能。取引先や地域社会、金融機関に向けた「エシカルな取り組みの見える化」として、大きな信頼につながります。

また、最近ではESG評価を重視する大手企業や行政案件で、こうした実績が「選ばれる理由」になるケースも増えています。
OEFを活用することで、仕組みの中に“評価される要素”を自然と組み込むことができるのです。

従業員のモチベーション向上にも

意外と見落とされがちですが、OEFのような社会性のある販路を持つことは、社内にも良い影響をもたらします。

特に、製造現場や物流部門のスタッフが「せっかく作ったのに捨てるしかない」と感じていた商品が、誰かの手に届く。それだけで、「自分たちの仕事が社会の役に立っている」という実感が得られるんです。

現場からはこんな声も。

「あの出品商品、お客さまから“おいしかった”ってレビューが来てたよ」
「売れなかったけど、ちゃんと価値が伝わってうれしいね」

このように、売上以外の“やりがい”や“誇り”が生まれることは、日々の業務へのモチベーションにも直結します。

結果として、チームの結束や仕事の質向上にもつながるという“うれしい副産物”が得られるのです。

新たな販路としてのマーケティング価値

OEFを通じて得られるのは、単なる在庫処分先ではありません。

「エシカルに共感する消費者との出会い」こそ、最大の価値です。

OEFの会員は、単に安さを求めるユーザーではなく、「意味のある買い物がしたい」という目的を持った“熱量の高い”お客さまばかり。これは、企業にとって将来のブランドファンになり得る存在です。

✅ 商品ページに企業の想いや製造背景を載せる
✅ レビューやSNSでの反響をマーケティングデータとして活用
✅ 新商品の試験販売やモニター展開も可能

こうした取り組みを通じて、「もったいない商品」から「次につながる販路」へと進化させていくことができます。

つまり、OEFは“在庫処理の最後の手段”ではなく、ブランドを広げ、共感を育てる“マーケティングチャネル”としても使えるのです。


企業活動において、売上や利益だけではなく、「どんな価値を社会に届けたのか」が問われる時代。

OEFは、その答えを数字と共感の両方で見せられる場です。

「環境貢献 × 従業員の誇り × 新しいお客様との出会い」
——この3つを、無理なく同時に叶えられる仕組みが、OEFにはあります。

OEFで“もったいない”を“売上”に変えるには?

「売れるかどうかわからない」「うちの商品でも大丈夫かな?」——そんな不安の声はよく聞きます。でも、安心してください。OEFは“売れ残りを売る場所”ではなく、“価値を再発見する場”なんです。

ここでは、実際に出品するまでの流れや、OEFがどんなサポートを提供しているかを、やさしくご紹介していきます。

エシカルであたたかい仕組みが、あなたの“もったいない”を“うれしい売上”に変えてくれる。そんな未来を一緒に描いていきましょう。

登録の流れと初期費用のしくみ

OEFへの出品は、思っているよりずっとカンタン。3つのステップだけで、すぐにスタートできます。

✅ 登録までの流れ

  1. 専用フォームから申し込み(簡単な事業内容の入力)
  2. 審査通過後に、決済リンクが届く
  3. 決済完了後、ログイン情報が届いて出品スタート!

登録にかかる費用は、以下のとおりです。

費用項目内容
初回登録料15,400円(税込)※一度きり
月額利用料2,980円(税込)※登録時に初回支払い
販売手数料売れた分だけ10%(クレジット決済料含む)

このように、初期コストは最小限、月額もリーズナブル。固定費リスクが小さくて始めやすいのが特徴です。

また、売れなければ販売手数料はかからないので、「まずは試しに数点だけ出品」という形でも問題ありません。

出品前のサポート体制と売れる商品づくり

「商品登録とか、デザインとか、ちょっと不安…」という方も大丈夫。OEFでは、初心者でも迷わず始められるサポート体制を整えています。

✅ こんなサポートが受けられます

  • 出品マニュアルやテンプレートの提供
  • 専用チャットやZoomでの相談対応
  • 商品写真の撮影・加工のアドバイス
  • 商品タイトル・説明文の添削サポート

とくに人気なのが、「売れる商品づくり」のアドバイス。
「どの商品をどんな形で出せば、ユーザーに喜ばれるか」を一緒に考えるサポートがあるので、「売れなかったらどうしよう」という不安がぐっと減ります。

さらに、OEFでは「もったいないBOX」など体験型・お楽しみ型の商品企画もサポート可能。単品販売ではなく、“ワクワク感を演出したセット販売”にすることで、消費者からの注目度が高まります。

まずは気軽に相談を!

OEFでは、「まずは話だけ聞いてみたい」「こんな商品でも大丈夫?」という方に向けて、無料の個別相談を受け付けています。

✅ 相談でできること

  • 自社商品がOEFに向いているか判断
  • 売れやすい販売パターンのご提案
  • 実際の出品事例のご紹介
  • サイトの管理画面のデモ見学

「売れなかった在庫」や「シーズンオフの商品」でも、視点を変えれば“新しい価値”として伝えることができる。そのためのお手伝いを、私たちは全力でさせていただきます。

まずは、一歩踏み出してみることから
OEFには、あなたの商品に「ありがとう」が届く場所が、ちゃんとあります。

お気軽に、お声がけくださいね。

✅ 在庫処分に悩んでいる
✅ ECに出したけど広告費ばかりかかる
✅ ブランド価値を守りながら売りたい
その悩み、OEFでまるごと解決できます!
初期費用を抑えて、今ある在庫を新しい売上に。