谷澤まさみ
谷澤まさみ

OEMで製造した商品が在庫のまま眠っていませんか?現金化しながらブランドも守れる「OEF」の出品事例と仕組みを、ていねいにご紹介します。目次を見て必要なところから読んでみてください。

OEM商品の在庫が余ってしまったら?現金化の選択肢とは

「せっかく作った商品なのに、在庫が山のように残ってしまった…」
そんな声を、OEM製造に関わる方からよくお聞きします。とくに、企画や製造に力を注いだ分だけ、売れ残ったときのショックも大きいですよね。

でも、ちょっと待ってください。その在庫、まだ“捨てる”には早いかもしれません

最近では、OEM商品をエシカルに現金化できる新しい選択肢が広がってきました。
この記事では、なぜOEM商品は在庫過多になりやすいのか、そして処分に悩む企業が抱えるリアルな課題について、一緒に考えてみたいと思います。

OEM商品とは?在庫過多になりやすい理由

OEM(Original Equipment Manufacturer)とは、他社ブランドの商品を製造すること。
自社ブランドではないけれど、品質もデザインも妥協せずに仕上げる、いわば“縁の下の力持ち”のような存在です。

でも、そんなOEM商品がなぜ在庫になってしまうのか?
その理由には、いくつかの特徴があります。

✅ 発注ロットが大きい(数百〜数千単位が基本)
✅ ブランド側のキャンセルや仕様変更が突然発生
✅ 季節商材やキャンペーン品など「期間限定」商品が多い

このように、予期せぬ事情で販売できなくなることも多く、倉庫に眠ったままの在庫が、やがて賞味期限や使用期限を迎えてしまうことも。

製造側としては「まだ使えるのに…」という思いが強いからこそ、簡単に廃棄とは割り切れない。そんな葛藤を抱えている方も多いのではないでしょうか。

在庫処分に悩むメーカー・ブランドが抱えるリアルな課題

在庫をただ「捨てる」のは、心苦しいだけではありません。経営にも、ブランドにも、じわじわと影響を及ぼします

たとえばこんな課題が浮かびます。

課題内容
資金繰りの悪化商品が売れずに在庫が積み上がると、キャッシュフローが圧迫されてしまいます
保管コストの増加倉庫代や保管料、管理コストがかさみます
ブランド毀損の懸念安売りや値崩れを避けたいが、処分方法が限られている

こうした課題に対して、ただ「値下げして在庫処分」という手段だけでは、ブランドを守りきれないこともあります。

でも、在庫に“新しい価値”を与える方法があったとしたら?
それが、今注目されている「エシカル現金化」という選択肢です。

私たちは、まだ使える商品に「ありがとう」と言ってくれる人がちゃんといる世界を、少しずつ広げていきたいと願っています。

この続きでは、実際にOEM在庫を“現金化”した企業のストーリーをご紹介していきますね。もし心当たりのある方がいらっしゃったら、「うちにもできるかも?」と感じてもらえるきっかけになるかもしれません。

実例から学ぶ!在庫を“お金”に変えたOEM現金化の成功ストーリー

OEM在庫が余ってしまったとき、「処分しかない」と諦めてしまう方もいらっしゃるかもしれません。けれど、ほんの少し視点を変えてみると、その在庫が“お金”に変わるチャンスが見えてくることがあります。

ここでは、OEFを活用してOEM在庫を上手に現金化した3つの成功ストーリーをご紹介します。
それぞれの企業が直面した「ピンチ」を、どのように「チャンス」に変えていったのか。ぜひ、自社でのヒントとしてお役立てください。

【化粧品OEM】製造ロット余りをOEFで完売できた理由

ある化粧品メーカーさんは、百貨店ブランド向けのOEM製品を受託していました。ですが、予想外の販売不調により、数百個単位で在庫が残ってしまうことに…。

通常ならアウトレットに流すにも、ブランドイメージの観点でためらいがちな分野です。
そんな中、OEFでは「会員限定のクローズド販売」と「商品の見せ方」を工夫することで、ブランド価値を守りつつ完売へ。

✅ 「美肌習慣をサポートするフェイスケアセット」としてセット販売
✅ 通常価格より50%以上OFFにすることでお得感を演出
✅ 「パッケージに微細なスレあり」と明記し、信頼性を担保

結果的に、約3週間で在庫すべてが完売
しかも「このクオリティでこの価格は嬉しい!」というレビューが広がり、自社ブランドへの認知にもつながったそうです。

【健康食品OEM】販路ストップ後に“売り切った”リアルな工夫

健康食品のOEMを行うある企業では、大手ドラッグストアの棚落ちがきっかけで、大量のドリンクタイプサプリが在庫化してしまいました。

当初は「賞味期限も迫っているし、処分かな…」と悩んでいましたが、OEFに相談してみたところ、新しい販売戦略が見えてきました。

✅ 「エネルギーチャージ応援セット」として3本入りに再構成
✅ 「賞味期限○月までのため特別価格」表示でエシカル感を演出
✅ クチコミ投稿キャンペーンも同時に実施

この工夫により、1か月で売上目標の120%を達成
しかも、SNSでは「おいしかったのでリピートしたい」という声も上がり、定期便化を検討するきっかけにもなったそうです。

【雑貨OEM】パッケージ変更に伴う旧在庫を処理したケース

雑貨をOEM生産しているメーカーでは、「パッケージリニューアルに伴って旧デザインが売れ残ってしまう」という悩みを抱えていました。中身はまったく同じでも、見た目だけで売れ行きが落ちるのはよくある話です。

そこでOEFでは、「エシカルギフトセット」として“訳あり”を魅力に変換。結果として、思わぬ層から支持を得ることに。

✅ 「数量限定のサステナブルギフト」として訴求
✅ エコな簡易包装に切り替え、価格も抑えて販売
✅ 商品の“背景”をストーリーとして紹介

意外にも、「パッケージの違いなんて気にしない」というエシカル志向のユーザーから大きな反響があり、わずか10日で在庫が完売。担当者さんは「こんな売り方があったんだ…」と驚いていらっしゃいました。

どの事例にも共通しているのは、「在庫=不要なもの」ではなく、「伝え方次第で価値が変わる」という視点です。

商品には、それぞれの背景と想いがあります。
それを“きちんと届ける場”として、OEFはこれからも、在庫に新しい居場所をつくっていきたいと思っています。

OEFが選ばれる理由とは?現金化だけじゃない“価値のある販路”

在庫の現金化、と聞くと「安売りでブランドが傷つくのでは…?」と心配される方もいらっしゃるかもしれません。でも、OEFでは“ただ売る”のではなく、“価値を守りながら届ける”という姿勢をとても大切にしています。

なぜ多くのOEM企業やブランドが、OEFを新しい販路として選んでくださるのか。そこには、価格だけに頼らない、信頼と共感を生む仕組みがあるからです。

サブスク会員制だから価格競争にならない仕組み

OEFは、誰でも自由に購入できるオープンなECサイトではありません。
会員登録(サブスクリプション)をしていただいた方のみが、商品を購入できる「限定性」のある仕組みになっています。

✅ 一般流通と価格を競合させない「クローズド販売」
✅ 購入者が限られているため、市場価格に影響を与えにくい
✅ 会員はエシカルな消費意識を持つ層が中心

このしくみによって、たとえ大幅な値引きを行ったとしても、他販路での価格崩壊リスクを抑えることができます

「価格だけで比べられるのではなく、“想い”や“背景”まで伝えられる」
それがOEFならではの、心地よい売り方だと感じてくださる企業様が増えています。

ブランド価値を守りながら“売れる”安心感

在庫が余ったとき、ただ安く売ってしまうと、これまで築いてきたブランドの世界観が崩れてしまうことも。

でもOEFでは、商品の「訳あり」部分をきちんと説明し、共感を得られるストーリーとして伝えます。
たとえば…

✅ 「旧パッケージですが中身は同じ」
✅ 「賞味期限が近いためお得にご提供」
✅ 「製造過程で生じた規格外商品」

こうした説明を、まるで会話を交わすように丁寧に添えることで、ユーザーは「理由があって安い」と納得した上で購入してくれます。

そしてその体験が、購入者の“記憶に残る”買い物になり、「また買いたい」「応援したい」という気持ちを育んでくれるのです。

エシカルな取り組みが企業イメージの向上にもつながる

OEFの大きな特徴のひとつが、「売上だけを追わない、社会貢献型のEC」という点です。
フードロス削減やエシカル消費という視点に共感してくださる企業様が、年々増えています。

特に、最近は消費者側にも「企業の姿勢を見て選ぶ」という流れが生まれており、SDGsやサステナビリティに配慮した取り組みが注目されています。

OEFを通じて販売することで、以下のようなポジティブなブランドイメージの形成が期待できます。

エシカルな姿勢が与える効果内容
SDGsへの具体的なアクションフードロスや未使用品の活用が、わかりやすく伝えられます
社会貢献意識の高い層へのリーチ“応援買い”をしてくれる新しい顧客層との出会いが生まれます
報道や取材のチャンスも取り組みがメディアや業界紙に取り上げられることもあります

「売ることで、社会にもいいことができる」
この感覚は、働く人にとっても、きっと大きなやりがいになりますよね。

OEFは、単なる販売チャネルではありません。
“価値を守りながら売る”ことに向き合う、あたたかな場所です。

もし今、在庫の行き先に迷われているなら。
大切な商品を、ほんとうに必要としてくれる人に届けるための選択肢として、OEFを思い出していただけたら嬉しいです。

在庫に困ったら、まずは相談から始めてみませんか?

「せっかく作った商品が、このままだと眠ったままになってしまうかも…」
OEMや自社製造に関わる方の中には、そんな在庫の悩みをひとりで抱えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

でも、大丈夫です。その在庫、まだ“活かせる”可能性があります
OEFでは、現金化だけでなく、ブランドや想いを大切にしながら在庫を新しい価値へつなげる仕組みを整えています。

「ちょっと気になる」「話だけでも聞いてみたい」——そんなお気持ちでも、どうぞお気軽にご相談くださいね。

OEFでのOEM出品までの流れ

「OEFに出品するには、何から始めればいいの?」という方のために、実際の流れをわかりやすくご案内します。

✅ ステップ1:専用フォームから申込み
まずは、出品申し込みフォームよりご連絡ください。お申し込みには簡単な審査がありますが、内容はシンプルですのでご安心ください。

✅ ステップ2:審査通過後、決済へ
審査に通過された方には、初期登録費用と月額登録料のお支払いURLをお送りします。お支払いはすべてオンラインで完結します。

✅ ステップ3:ログイン情報をお届け
すべての決済が確認でき次第、サプライヤー専用の管理画面ログイン情報をお送りします。これで、OEFでの出品準備が整います。

✅ ステップ4:商品登録・販売スタート
出品マニュアルに沿って商品を登録すれば、すぐに販売スタート!サポート体制も整っているので、初めての方でも大丈夫です。

このように、出品までのステップはとてもシンプルで、最短10分ほどで登録が完了します。慣れていない方でも、丁寧にサポートいたしますのでご安心ください。

初期費用・手数料・物流の仕組みをわかりやすく解説

OEFでは、“必要なところにだけコストが発生する”安心設計を取り入れています。コストの透明性が高いため、「始めやすい」との声も多くいただいています。

項目内容
初回登録費用15,400円(税込)※初回のみ
月額費用2,980円(税込)※毎月決済
販売手数料10%(クレジット決済手数料込み)

このように、固定費は最小限に抑えつつ、「売れたときにだけ手数料が発生する」仕組みです。売上がなければ余計なコストもかかりません。

また、物流は各サプライヤー様からの直送方式となっております。

✅ 出品者が直接発送(発送通知・追跡番号も登録可)
✅ 注文情報はサプライヤー管理画面から確認可能
✅ 配送業者や送料の設定も出品者側で自由に選べます

これにより、自社倉庫や提携先をそのまま活用しながら、無理のない範囲で販路を広げることができます

「どうやって処分しよう…」と悩んでいた在庫が、
「想いを届けるチャンスだったんだ」と感じてもらえるような出会いを、OEFで一緒につくっていきませんか?

どんな小さな相談でも、まずはお気軽にお声かけくださいね。
あなたの大切な商品に、新しい“居場所”をご提案させていただきます。

✅ 在庫処分に悩んでいる
✅ ECに出したけど広告費ばかりかかる
✅ ブランド価値を守りながら売りたい
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