谷澤まさみ
谷澤まさみ

OEM在庫、どうやって売るか迷っていませんか?
実は“エシカルEC”とのコラボで、在庫はチャンスに変わります。
OEFで始める新しい販路のつくり方、目次を見て必要なところから読んでみてください。

在庫リスクをチャンスに変える!OEM商品の新しい販売方法

「思っていたほど売れなかった」「納品先がキャンセルに…」
そんなふうに、OEM商品の在庫を抱えてしまった経験はありませんか?

本来、OEMとは“クライアントのために作る製品”です。だからこそ、在庫が残るという事態は、メーカーさんにとっても、まさかのリスク。でも実は、この“余った在庫”こそ、次のチャンスにつながるかもしれないのです。

今回は、OEM企業が抱える在庫リスクと、これからの時代に合った「売り方のシフト」についてご紹介します。

OEM在庫が抱える3つの課題とは?

OEM在庫には、なかなか外に出しづらい事情がいくつもあります。なかでも代表的なのが、この3つです。

契約上の制約がある
納品先との契約で「他への販売は禁止」と明記されているケースも。これでは販路が限られてしまいます。

ブランド価値を守りたい
市場に安く出すことで、「あのメーカー、値崩れしてる?」と見られるのは避けたいですよね。

在庫保管コストがかかる
時間が経てば経つほど、倉庫費用や劣化リスクが増えていきます。在庫が利益を圧迫してしまうのは本末転倒です。

こうした課題を前に、「仕方なく廃棄する」という選択をとる企業さんも少なくありません。ですが、本当にその商品は「いらないもの」なのでしょうか? そうではないはずです。

少しだけ販路を変えれば、まだまだ“誰かの必要”になる可能性があるのです。

従来の「BtoB卸」では売り切れない理由

多くのOEM商品は、BtoBのルートで販売されてきました。企業同士の取引は一度にまとまった量をさばけるという利点がありますが、そのぶんリスクも大きくなります。

特にこんな場合は、在庫の“出口”が見えづらくなってしまいます。

売り先が限られている
卸先や販売先が固定されていると、急なキャンセルがあったときに「他に売れる場所がない」状態に。

価格交渉で利益が圧縮される
「もっと安くしてくれたら仕入れるよ」と言われて、値下げを繰り返すうちに赤字に。

販促の手段がなく、自社では売りにくい
BtoBに慣れている企業にとって、一般消費者向けのマーケティングは未知の世界。広告やEC運営にリソースを割けないことも多いですよね。

こうした構造の中で、「在庫は売れずに残るもの」という認識になってしまいがち。でも、いまはエシカルECという新しい販路が広がっています。

「大量販売しない」「ブランドを守りながら限定的に販売する」そんな仕組みなら、OEMの在庫も“価値ある商品”として生まれ変われるのです。

次回は、そうした企業コラボによる新しい販売ルートについてお伝えしていきますね。
OEM在庫、まだまだ捨てるには早すぎます。

企業コラボで広がる販路と可能性

「在庫をどうにかしたい。でもブランドの価値は守りたい」
そんな想いを持つOEM企業にとって、今、注目されているのがエシカルECとのコラボレーションです。

在庫は、ただ売ればいいわけではありません。「どこに」「どう届けるか」で、その商品の未来も、ブランドの信頼も大きく変わります。ここでは、OEFとの企業連携を通じて広がる可能性についてお話しします。

エシカルEC「OEF」を活用するという選択

OEF(Outlet, Ecology, Foodloss)は、フードロスや在庫課題を“新しい価値”に変えるエシカルECです。
在庫処分というと、値崩れやブランドの毀損が気になるところですが、OEFは少し違います。

出品者は審査制+登録制で、信頼できる商品だけを扱う
販売はサブスクリプション会員限定なので、オープンな市場価格に影響しない
ストーリー性を重視した「価値観マーケティング」で、ただの安売りではなく“共感で選ばれる”仕組み

つまり、単なる「安さ」ではなく「想いに共感した買い物」が生まれる場所なのです。

特に、OEM企業が抱える「BtoCには慣れていない」「一般販売での値崩れが怖い」といった不安に、OEFの仕組みはぴったり寄り添ってくれます。

ブランド価値を守りながら在庫を売る仕組み

OEFでは、ブランドイメージを損なわない“限定的な販売環境”を用意しています。

たとえば──

OEFで守れるポイント内容
購入者の限定性会員のみが購入可能。検索や価格比較サイトには表示されません。
価格の透明性「参考価格」も表示することで、値引きの理由を明確化。
ストーリーマーケティング商品の背景や企業の想いを丁寧に紹介。共感型購買を促します。

このように、「安く売ったから価値が下がった」ではなく、「今あるものを大切にした選択」として伝えられるのがOEFの強みです。

特に、美容・食品・日用品など、リピート性のある商品は、会員からのリピート購入も期待できます。思いがけず「隠れファン」が見つかることも少なくありません。

販売先を限定するメリットとは?

「不特定多数への販売はちょっと…」
そんな声に応えるのが、会員制による販売の限定性です。

一般市場には出回らない
OEFは基本的にサブスク会員のみが購入できる仕組みなので、外部への価格影響を最小限に抑えられます。

クローズドな環境で、テスト販売もしやすい
「少しだけ売ってみたい」「反応を見てみたい」というニーズにも柔軟に対応可能です。

ファン層を開拓できる
OEFの会員は、エシカル消費に共感している人たちです。ただ安いものを求めているわけではなく、「理由があるお買い得」に価値を見いだす層なので、商品の背景や企業の姿勢にも目を向けてくれます。

在庫を売るという行為を、単なる処分ではなく、新たなブランド接点に変える。それが、エシカルECとの企業コラボがもたらす最大のメリットです。

もったいない、を、ありがとうに変える。
OEFなら、その橋渡しがきっとできるはずです。

具体的な販売導線とプロモーション設計

せっかく大切につくったOEM商品。たとえ在庫として眠っていても、その価値が失われたわけではありません。
大切なのは、その価値が「伝わる場所」と「伝え方」を見つけること。

ここでは、エシカルEC「OEF」とのコラボを通じて、在庫を新しい販路で活かすための具体的な導線とプロモーションの組み立て方をご紹介します。

SNSと連動した「見せる在庫レスキュー」戦略

OEFでは、在庫を「もったいないもの」としてではなく、“まだ誰かに必要とされる価値あるモノ”として紹介します。そのために大切なのが、「見せる」工夫。

SNSでの発信は、その第一歩です。

Instagramでは“魅せるビジュアル”を重視
在庫品の写真を「〇〇が余って困っている」ではなく、「こうすれば美味しく食べられる」「こんなふうに使える」という暮らしのアイデアと一緒に投稿します。

TikTokやYouTubeでは、ストーリー性を持たせた発信を
「実はこの商品、在庫として行き場がなくなっていました」「でも、OEFと出会って…」という物語を語ることで、ただのモノ売りではなく共感を呼ぶ“レスキューストーリー”になります。

InstagramストーリーズやX(旧Twitter)で“今日だけの掘り出しもの”を紹介
「今日中に売れなかったら、廃棄予定…」という緊迫感も、あえて見せることで購買意欲が高まります。

つまり、在庫は“隠す”のではなく、背景を伝えながら“見せる”ことが、これからの販売導線のカギなのです。

ファンコミュニティを巻き込む参加型プロモーション

もう一つ、OEFで大切にしているのが「一緒に参加する」プロモーション設計です。

在庫レスキューを企業と消費者の“共通のミッション”に変えることで、販促ではなく応援という形が自然と生まれます。

購入体験を投稿してもらう「#レスキューしたよ」キャンペーン
「わたしが救ったラスクはこちらです!」というように、ユーザー自身がレスキュー活動の一員になれます。

「選ばれし応援団(アンバサダー)」企画
商品を定期的にお届けして、レビューや写真を投稿してもらう。これがそのまま販促コンテンツになります。

LINEでの「レスキューチャレンジ」
「今週のレスキュー品を1つ選んで、救ってください!」というような参加型のゲーム感覚で購入を促す仕組みも効果的です。

このように、“売る”ではなく“巻き込む”ことで、プロモーションはぐっと人の心に届くものになります。

OEFコラボ事例から学ぶ、成功するストーリー設計

たとえば、ある食品OEM企業さんでは、賞味期限が迫ったスープ商品を「おこもりごはん応援セット」としてOEFで販売しました。

✅ セット名を変えるだけで「安売り感」を払拭
✅ 専用ページでは「なぜこの商品が在庫になったのか」を正直に記載
✅ SNSでは実際にスープを使ったレシピを紹介し、「あたたかい食卓」のイメージを演出

結果、通常価格の約40%オフで完売。しかも「このスープ、次は定価でも買いたいです」といった声が多数寄せられ、次回の定期コラボにもつながりました。

このように、OEFとのコラボでは、在庫品を“感情で選ばれる商品”に変えることができるのです。

販売導線を、広告から「共感」へ。
プロモーションを、販促から「物語」へ。
OEFでは、そんなやさしい流通が、ゆっくりと広がっています。

今すぐできる!OEFへのOEM出品ステップ

「在庫をなんとかしたいけれど、ネットで売るのは大変そう」
「売れ残りって、エシカルに見せられるの?」

そんなお声を、これまで何度もいただいてきました。でもご安心ください。OEFでは、OEM企業の皆さまが安心して出品できるように、わかりやすいステップと仕組みをご用意しています。

ここでは、OEFへのOEM商品の出品方法と、気になるポイントについてまとめました。

登録から出品までに必要な手続きと費用

OEFでは、すべての出品者に事前審査と登録手続きをお願いしています。理由は簡単で、購入者との信頼関係を何より大切にしているからです。

登録にかかるステップと費用はこちらです。

ステップ内容所要時間(目安)
1. お申し込み専用フォームから基本情報を入力約5分
2. 審査審査結果をメールでご連絡通常1~3営業日
3. 決済初期登録費用と月額費用の決済(オンライン)各5分程度
4. ログイン情報の発行管理画面のご案内をお送りします登録完了後すぐ

費用についてはこちらです。

✅ 初回登録費用:15,400円(税込)※初回のみ
✅ 月額費用:2,980円(税込)
✅ 販売手数料:10%(クレジット手数料込み)

※物流は基本的に各出品者様にお願いしています(自由度が高い分、コスト管理もしやすくなっています)

OEM企業が安心して出品できる3つのポイント

OEFに出品するOEM企業さんの多くが、最初は「うまくいくかな?」と不安を感じています。
でも、実際に出品を始めると「もっと早く相談すればよかった」という声が多いんです。

その理由は、次のようなポイントにあります。

限定された会員だけが購入できる
OEFでは、商品のページは誰でも見られますが、実際に購入できるのは月額会員のみ。だから、価格崩れや他の取引先への影響を心配せずに出品できます。

“共感”で選ばれる環境
OEFは「安く買えるから」ではなく、「もったいないをなくす」「社会にいいことをする」という共感で購入される場所。だから、値下げ販売でもブランドの信頼を損ないません。

サポート体制がしっかり
出品に関する質問や、売り方の相談もすべて日本語で丁寧に対応。小さな疑問も遠慮なくご相談いただけます。

相談だけでもOK!まずはOEFチームに話してみよう

「まだ決めてないけど、気になる」
「これって出せる商品なのかな?」

そんな段階でも、どうぞお気軽にご相談ください。
OEFのチームが一つひとつ丁寧にヒアリングし、「この商品なら、こんな見せ方ができますよ」といったアドバイスも差し上げています。

実際に、相談から出品までスムーズに進んだOEM企業さんのなかには、その在庫が“人気商品”に生まれ変わった事例もあります。

あなたの商品にも、きっとまだ出会えていない“ファン”がいます。
まずは一歩、OEFに預けてみませんか?
私たちと一緒に、「もったいない」を「ありがとう」に変えていきましょう。

OEFの出品について詳しくはこちらをご覧ください▼

✅ 在庫処分に悩んでいる
✅ ECに出したけど広告費ばかりかかる
✅ ブランド価値を守りながら売りたい
その悩み、OEFでまるごと解決できます!
初期費用を抑えて、今ある在庫を新しい売上に。