谷澤まさみ
谷澤まさみ

「温活って何が効くの?」「冷え性に本当に効果あるの?」と感じている方へ。
私自身が実践して、効果を実感できた方法をリアルにお伝えします。
目次を見て必要なところから読んでみてください。

温活とは?冷え性との関係を知ろう

「温活って言葉、よく聞くけど…結局どういうこと?」そんな声をよくいただきます。私自身も冷えに悩んでいたとき、情報が多すぎて混乱したひとり。まず大切なのは、冷えの原因と向き合いながら“本質的に体を温めること”が何なのかを理解すること。この章では、冷え性の背景と、温活がなぜ注目されているのかを紐解きます。

冷え性の主な原因と体の冷えるメカニズム

冷え性は、ただ「寒がり」なだけではありません。体の内側で起きている「循環」や「自律神経」の乱れが原因になっているケースが多いんです。

たとえば、こんな要因が冷えに関係しています。

  • 血流の滞り(デスクワークや運動不足による筋力低下)
  • 自律神経の乱れ(ストレスや生活リズムの乱れ)
  • ホルモンバランスの変化(月経周期、更年期など)
  • 食生活の偏り(冷たい飲み物・生野菜ばかりなど)

私の場合は、仕事が忙しくて交感神経が優位になりっぱなしだったことが冷えの一因でした。体温が下がると免疫や代謝にも影響が出て、不調のスパイラルに陥りやすくなります。

つまり、冷え性は単なる「気のせい」ではなく、身体のサインとしてちゃんと受け止めるべきもの。だからこそ、「温活」が注目されているんですよね。

温活の基本:体を温める習慣の総称

温活とは、日常の中で“体を温めること”を意識的に取り入れる習慣のこと。漢方やサウナだけが温活ではありません。

私自身が感じている温活の本質は、「外から温める」+「内側から温まる体を育てる」という2つの視点を持つことです。

具体的には、こんな取り組みが温活の一例です。

  • 白湯や常温の飲み物を選ぶ
  • 湯船に浸かる習慣をつくる
  • 筋肉を使う(歩く、ストレッチする)
  • お腹や足元を冷やさない服装
  • 食事で温かいものを優先する

✅ポイントは「一度で劇的に変える」ことよりも、“気づいたときにできることを積み重ねる”姿勢です。

忙しい毎日のなかでも、小さな積み重ねが「冷えにくい体質」へとつながっていきます。

私も最初は、“何をすればいいかわからない”ところからのスタートでした。でも、「今の自分を少しだけラクにするために」できることをひとつひとつ増やしていったら、あるときふと「そういえば、足先の冷えが前より気にならなくなってる」と気づいたんです。

それが、私にとっての「温活の成功体験」のはじまりでした。

温活って何が効く?実感した3つの改善ポイント

情報ばかり集めては挫折していた頃の私に、一番必要だったのは「自分にとって本当に効いたことだけを、無理なく続ける」という感覚でした。いろんな温活を試してきましたが、体がちゃんと変わったと実感できたのは、次の3つ。この章では、その体験を具体的にご紹介します。

ポイント①:朝の白湯と常温飲料で内臓から温める

まず最初に実感したのは、朝の白湯の力でした。

起き抜けの体は、思っている以上に冷えています。特に女性は、内臓温度が下がりやすい体質の方が多いので、外気の寒さ以上に「内側からの冷え」がダメージになりやすいんです。

私は以前、朝からアイスコーヒーを飲んでいましたが、それを白湯に変えただけで、お腹まわりの冷えや便通の変化を実感しました。

✅白湯を飲むときのポイントは以下の通りです。

  • 沸騰させたお湯を50〜60℃程度まで冷ます
  • コップ1杯(150〜200ml)を、ゆっくりすすりながら飲む
  • 一気飲みせず、内臓に染み渡らせる感覚で

また、日中もなるべく常温の飲み物を選ぶようにすると、1日の平均体温が上がりやすくなります。「冷たいものは控えよう」ではなく、「体を冷やさない飲み方を選ぼう」と意識するだけで、行動がラクになりますよ。

ポイント②:湯船につかる習慣で血行と自律神経が安定

2つ目に大きな変化を感じたのが、湯船につかることを毎日の習慣にしたタイミングです。

忙しかった頃は、シャワーだけで済ませる日が続いていました。でも、湯船にしっかり入るようになってからは、足先の冷えが軽減されただけでなく、夜の眠りの質がぐっと変わったんです。

お風呂には、以下のような温活メリットがあります。

  • 体表だけでなく深部まで温めることができる
  • 血行が促進されて、全身に酸素と栄養が届きやすくなる
  • 副交感神経が優位になり、心身ともにリラックスできる

ちなみに、私が取り入れているのは38〜40℃のお湯に15分程度。熱すぎると交感神経が刺激されて逆効果になるので、ちょっとぬるいくらいがちょうどいいと感じています。

「毎日は無理…」という方も、週に2〜3回から始めてみてください。日々のルーティンの中で「お風呂に入ってリセットする」というリズムが生まれると、冷えにくい体づくりに自然とつながっていきます。

ポイント③:毎日のプチ筋トレで冷えにくい体質に

意外と見落とされがちですが、冷えにくい体=筋肉がしっかり働く体でもあります。

筋肉は、熱を生み出すエンジンのような存在。特に下半身の筋肉を意識して動かすと、体全体の代謝が上がり、自然と体温が保たれやすくなるんです。

私が取り入れている「プチ筋トレ」はこんな感じです。

  • 朝のスクワット10回×2セット(歯磨きしながらできる)
  • 信号待ちでつま先立ちキープ10秒×3回
  • 夜にヨガマットで軽いヒップリフト

✅大切なのは、「運動」ではなく「生活の中の動き」として取り入れること。完璧を目指さなくても、継続することで体が応えてくれます。

やってすぐ温まるわけではなくても、数日〜数週間で「冷えにくくなってる」と気づく瞬間がきます。筋トレが苦手でも、「体を動かすって、意外と気持ちいいかも」と思えるようになれば、それがもう立派な温活です。

他にも試したけど合わなかった温活法

温活を続けていると、「あれも良さそう」「これも効くって聞いた」と、いろいろ試したくなる時期がきます。私もそうでした。けれど実際には、「良いと言われていても、自分に合わないもの」も確かに存在するんですよね。この章では、私自身の“失敗も含めたリアル”を共有します。

漢方やサプリは即効性より相性が大事

「冷えに漢方が効くよ」と聞いて、私も一時期、複数の処方を試していました。ですが、正直なところ、効果をすぐに感じたものは少なかったです。

漢方やサプリは、体質や体調に合わせて選ばないと、期待したような変化が起きにくいんですよね。たとえば、同じ「冷え」で悩んでいても、実は「血虚(けっきょ)タイプ」と「水滞(すいたい)タイプ」ではアプローチがまったく違います。

当時の私は、なんとなく口コミで選んでいたのですが…

✅振り返ってわかったのは、「信頼できる相談相手がいるかどうか」で結果が大きく変わるということ。

合う漢方に出会えたときには、じんわりと体が整っていく感覚がありました。ただしそれは、数週間〜数ヶ月かけてじっくりと現れる変化。即効性を期待しすぎると、かえってストレスになります。

「効く・効かない」だけでなく、「安心して続けられるか」「違和感がないか」を大切にして選ぶのが、温活における漢方・サプリとの付き合い方だと感じました。

温活グッズは「ながら使い」できるものが続けやすい

湯たんぽ、電熱ベルト、遠赤外線ソックス…。温活グッズって、見ているだけでも気分が上がりますよね。私も色々試しましたが、正直言うと、一部は「買って満足」で終わってしまったものもあります。

特に合わなかったのは、「準備や後片付けが面倒なもの」や、「じっとしていないと使えないもの」。最初は丁寧に取り組んでいても、忙しくなるとつい遠ざかってしまいました。

その中で、今も愛用しているのは、“ながら使い”できるアイテムたちです。

たとえば…

  • お腹に巻けるホットパッド(家事をしながら使える)
  • 電源不要の湯たんぽ(寝る前に布団を温めておける)
  • 自宅で洗える裏起毛レッグウォーマー(リモートワーク中もOK)

✅ポイントは、「習慣に組み込めるか」「ストレスなく続けられるか」。

“温活”って、頑張りすぎると逆に冷えてしまうものなんですよね。あれこれ試すよりも、自分の生活にフィットする方法を一つずつ見つけていく方が、体も心もラクになります。

自分に合った温活を見つけるには?

ここまでいくつかの方法をご紹介してきましたが、結局のところいちばん大事なのは、「あなた自身に合うやり方を見つけること」です。私もたくさんの温活を試してきて気づいたのは、“効く”は人によって違うという事実。この章では、冷えのタイプと向き合う視点、そして実感につなげるための工夫をお伝えします。

冷えのタイプ別にアプローチを変える

同じ“冷え性”でも、その原因や感じ方には大きな違いがあります。自分の冷えがどのタイプかを知ると、対策もぐっと的確になります。

以下は代表的な冷えのタイプと、それぞれに合った温活アプローチの例です。

冷えのタイプ特徴おすすめの温活
末端型手足の先が常に冷たい/室内でも冷える筋トレ・入浴・レッグウォーマー
内臓型手足は温かいのにお腹が冷える/お腹を壊しやすい白湯・腹巻き・消化に優しい食事
全身型体全体が冷えやすく、疲れやすい湯船+保温/ゆる運動+睡眠改善
ストレス型体温の上下が激しい/冷えとほてりを繰り返す自律神経ケア(呼吸・瞑想・音楽)

私が当時気づけなかったのは、「冷え=足先の問題」だと思い込んでいたこと。でも実際には内臓型+ストレス型のハイブリッドで、食べ物や生活のリズムを整えることで大きく改善されました。

自分の冷えのタイプを知ることは、温活迷子から抜け出す第一歩になるはずです。

効果を感じるには「継続」と「振り返り」がカギ

温活で一番よく聞かれるのが、「どれくらいやったら効果ありますか?」という質問。でも実は、1週間ではわからないことがほとんどなんです。

なぜなら、冷えは長年の生活習慣の積み重ねで生まれたものだから。だからこそ、変化を感じるまでにも「積み重ねの時間」が必要になります。

私が実際にやって効果を感じたのは、こんな工夫です。

  • 小さな行動(白湯、湯船、運動)を1日1つだけ決めて、継続する
  • 週に1回「冷え具合」や「眠りの質」をメモする
  • 「変化があったか」よりも「やれたかどうか」に注目する

✅たとえば、「今週は朝の白湯を5回できた」だけでも、それは立派な進歩。

温活は、「今日やったこと」が「未来の自分の心地よさ」につながるケアです。無理なく、でも意識的に続けること。それが、冷え性改善へのいちばんの近道だと私は感じています。

まとめ:温活で私が実感したことと冷え性改善のヒント

温活って、特別なことを頑張るんじゃなくて、“毎日の選択肢をちょっと変える”ことの積み重ねなんですよね。冷えに悩んでいた頃の私にとって、それは「我慢」や「努力」とは違う、新しいセルフケアのスタートでした。最後に、冷え性改善のプロセスで私が本当に実感したことを3つの視点からまとめます。

体調記録で小さな変化に気づけるようになった

温活を始めてしばらくして、ある朝ふと、「あれ?足先の冷たさが気にならないかも」と気づいたことがありました。これが、小さな成功体験のはじまりでした。

それ以来、毎週1回のゆるい体調記録をつけるようになったんです。内容はとても簡単で…

  • 朝の体温(思い出せた日は)
  • 手足の冷え具合(5段階くらいでざっくり)
  • 睡眠の質(ぐっすり?途中で起きた?)

こうして記録することで、「やったこと」と「感じた変化」がつながってくる。自分の体と対話するような感覚が育っていきました。

✅変化に気づくって、行動のモチベーションになるんですよね。

無理のない範囲で続けることがいちばん効いた

正直に言うと、「毎日湯船」「毎朝白湯」みたいな理想的な温活は、私には続けられませんでした。でも、週に3回できればOKと自分に許可を出したら、気持ちも体もずっとラクになったんです。

そして不思議と、「続けよう」という意識よりも、「自然とやってる」という状態になっていきました。

  • 湯船は週3で十分。残りは足湯や温感ソックスで代用
  • 白湯が面倒な朝は、常温の水でOK
  • 筋トレが無理な日は、階段を1階分だけ登る

完璧じゃなくても、ちゃんと体は応えてくれる。その実感が、自分のセルフケアへの信頼感につながりました。

まずはできることから「1つ」始めてみよう

情報が多すぎると、どこから手をつけていいかわからなくなるものです。だからこそ私は、「できることを1つだけ始める」ことを、いつもおすすめしています。

たとえば…

  • 明日の朝、白湯を飲んでみる
  • 今夜は湯船に5分だけでも浸かってみる
  • レッグウォーマーを買って、仕事中に履いてみる

✅最初の一歩は、小さくていいんです。その一歩が、未来のあなたを冷えから守ってくれるかもしれません。

私自身がそうだったように、「温活してよかった」と思える日は、ある日突然やってきます。
あなたの体の声に、今日から少しずつ耳を澄ませてみてくださいね。


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