谷澤まさみ
谷澤まさみ

フェムテックに興味はあるけれど、「何を選べばいいの?」「本当に必要?」と迷っていませんか?
24歳のリアルな体験談を通して、無理せず自分らしく向き合うヒントをお届けします。
目次を見て必要なところから読んでみてください。

24歳の私がフェムテックと出会ったきっかけ

フェムテックグッズに興味はあるけど、実際どこから始めたらいいの?
そんな風に感じている方は少なくないはずです。私もそのひとりでした。24歳の頃、「ケア=がまん」だと思い込んでいた私が、自分の体と向き合う第一歩として選んだのがフェムテックでした。この章では、その最初の一歩をどう踏み出したか、リアルな体験をもとにお話しします。

生理痛やPMSに悩み続けた20代前半

20代前半の私は、毎月のように強い生理痛や、突然の気分の落ち込みに振り回されていました。
鎮痛剤が手放せず、月経前には理由のないイライラで友人とぶつかることも。誰にも言えない「この不安定な私」は、ずっと心の中にしまっていたんです。

でも、職場でのパフォーマンスにも影響が出はじめ、「こんな状態があと10年も続くの?」と怖くなったのを覚えています。でも病院に行くほどじゃない、けどつらい。そんなグレーゾーンにいる人、多いですよね。

「我慢しないケア」を知ったInstagramとの出会い

そんなとき、ふと目に入ったのがInstagramで流れてきたフェムテックブランドの投稿でした。
おしゃれなパッケージや共感できる言葉が並ぶその投稿に、私は惹きつけられました。でもそれ以上に印象的だったのは、そこに寄せられたコメントたち。

「初めて自分を大事にできた気がした」
「生理が怖くなくなった」
「このケアがあったから、仕事を休まずに済んだ」

それらを読んで、気づいたんです。“ちゃんと向き合っている人もいるんだ”って。
それまで私は、「どうせ毎月来るものだから」と、ケアすることすら放棄していました。

でも、フェムテックという言葉を知ってから、世界が少し明るく見えるようになった気がしました。

はじめて手に取ったフェムテックグッズは◯◯だった

最初に私が選んだのは、デリケートゾーン専用の泡タイプのソープでした。
「フェムテック」と聞くと、デバイス系や生理用品の進化版をイメージしがちですが、実はこうした毎日のケアにつながるプロダクトも含まれます。

当時の私は、「専用ソープなんて贅沢」と思っていたし、正直、どこかで「誰に見せるわけでもないし」と軽視していました。でも、使ってみたら驚きました。

✅ 肌がふっくらやわらかくなる感覚
✅ あの“ムズムズ感”がなくなった
✅ 自分の体にちゃんと触れてケアしている、という安心感

“自分を大切にできている”って、こういうことだったんだ。
その感覚を初めて教えてくれたのが、そのソープでした。

もちろん、これがすべての人にとっての正解ではありません。
でも、私にとっては「フェムケアって気持ちいい」と思えた、忘れられないスタートラインです。

この経験から私は、フェムテックは“症状を抑える道具”ではなく、“自分を知るためのツール”でもあると感じるようになりました。

次の章では、その後どんな風に向き合っていったか、そして何を大切に選んできたかをお話しします。
よかったら、あなた自身のフェムケアストーリーと照らし合わせながら読んでみてください。

フェムテックグッズとのリアルな向き合い方

フェムテックって、何を選べば正解なんだろう?
そう迷う方にこそ知ってほしいのが、“正解はひとつじゃない”という視点です。私自身、いろんな商品を試しては「ちょっと違うかも…」と思った経験が何度もあります。この章では、私が実際にぶつかった壁や、商品を選ぶときに意識しているポイント、そしてなかなか周囲に話せなかった想いとの向き合い方についてお話しします。

全部が「正解」じゃない。試行錯誤のプロセス

フェムテックグッズを使いはじめて、最初に感じたのは「これ、本当に私に合ってるのかな?」という戸惑いでした。
SNSでよく見かけるアイテムを試してみても、実際に使ってみると思ったほどの変化を感じられなかったり、逆に合わないと感じたりすることもありました。

たとえば、ある吸水ショーツを試したときは、
✅ 履き心地はいいけど、湿った感じが気になる
✅ 洗濯や乾燥に手間がかかる
✅ 外出中に不安を感じてしまう

といったモヤモヤも出てきました。

でも、そこでやめなかったのは、「みんなが絶賛してる=私にも合う」とは限らないと気づいたから。
“使ってみないとわからない”という前提をもつことで、心がラクになりました。
自分の体と対話するような感覚で、少しずつアイテムとの距離を調整していくことが、今では習慣になっています。

商品を選ぶときに大切にしている3つの視点

今の私がフェムテックグッズを選ぶとき、軸にしているのがこの3つの視点です。

「毎日続けられるか」
どんなに良さそうな機能があっても、使うたびにストレスを感じるものは続きません。手間や使い心地は、実はすごく大事です。

「自分の生活リズムと合っているか」
仕事やプライベートの時間帯、移動の多さ、ストレス度合いなど、自分の生活とマッチしているかを必ず確認します。

「わくわくするか」
これはちょっと意外かもしれませんが、パッケージのデザインやブランドのストーリーに共感できるかも、私にとっては重要な要素です。使うたびに気分が上がるものを選ぶことで、ケアが「義務」ではなく「楽しみ」になるからです。

どれもシンプルなことですが、これらを意識するだけで、選び方にブレがなくなりました。

周囲に話せなかった“モヤモヤ”をどう乗り越えたか

フェムテックって、使ってみたい気持ちはあっても、周囲にどう話せばいいのか分からないこと、ありますよね。
私自身、最初はパートナーにも、職場の同僚にも話せず、心の中でずっと「浮いてるかな?」「変に思われるかな?」と不安でした。

特に、デリケートゾーンケアやPMS対策など、まだタブー視されがちなジャンルは、自分だけが意識しているような気がして孤独を感じることもありました。

でもあるとき、SNSでたまたま同じソープを使っている人の投稿を見て、思い切ってDMを送ってみたんです。
そこから少しずつ、「話しても大丈夫かもしれない」という感覚が育っていきました。

そして、友人との会話のなかで、「実は私も気になってた」と言われたとき、あのときの孤独感は“誤解”だったんだと気づきました。

もし今、同じようにモヤモヤしている人がいたら、声を大にして言いたいです。
あなたの感じていることは、ちゃんと意味があるし、誰かと共有していいものです。
一人で抱え込まなくていい。ケアは、あなたのためのものであっていいんです。

次回は、実際に使ってよかったアイテムたちを、リアルな体験をもとに紹介します。
「これは良かった」「これは合わなかった」も含めて、正直にお話ししますね。

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