谷澤まさみ
谷澤まさみ

パッケージに少し傷があるだけで廃棄されてしまう化粧品。在庫を“もったいない”で終わらせない、エシカルな新しい販路があるのをご存知ですか?目次を見て必要なところから読んでみてください。

化粧品のパッケージ破損、捨てていませんか?

「中身は問題ないのに、パッケージにキズがついただけで販売できなくなってしまう」――
そんな声を、これまで何度も耳にしてきました。

きっと多くの企業やブランドが、品質管理の厳しさゆえに「まだ使える商品」を処分せざるを得ない状況にあるのではないでしょうか?
でも、それってとても、もったいないことだと思うのです。

ここでは、化粧品業界でよくある“パッケージ破損による廃棄”の背景と、そこに眠る新しい販売チャンスについて、いっしょに考えてみたいと思います。

ちょっとしたキズでも販売停止になる理由

化粧品は、「見た目の美しさ」がとても大切な商品です。
プレゼントにも選ばれることが多いため、外箱や容器のデザインにまでこだわっているブランドがほとんどです。

その分、たとえ中身がまったくの新品でも、箱がつぶれていたり、ラベルに汚れがあると「商品として出せない」と判断されることが多いのです。

しかも、その判断は百貨店や大手ECモールなど、販売チャネル側の基準で決まることもあります。
「せっかく作ったのに、並べることもできない…」
そんな悔しさやもどかしさを感じた経験のある方も、きっといらっしゃると思います。

でも、本当にそれでいいのでしょうか?

手に取る価値のある商品が、誰にも届かずに消えてしまうのは、とても悲しいことです。

中身は新品同様、それでも売れ残る現実

たとえば、スキンケアクリームや美容液。
パッケージに少し傷があるだけで「訳あり」とされ、通常ルートでは販売できなくなります。
でも、実際には品質検査をクリアしており、使用にはまったく問題がないことがほとんどです。

それでも、そのまま倉庫に眠り続けるか、最悪の場合は処分されてしまう…。
私たちは、そんな“もったいない現実”と日々向き合っています。

ここで少し、OEFで取り扱った事例をご紹介します。

商品名状態通常価格OEF販売価格
美容液(外箱にスレあり)中身は新品8,800円2,200円
フェイスマスク(パッケージ折れ)使用に問題なし3,300円1,000円

このように、見た目の“ワケあり”があるだけで、大幅に価格を下げざるを得ない商品が数多く存在します。

でも、それは裏を返せば、
「ちょっとの見た目の違いなら気にしないよ」という方にとっては、とてもお得に商品が手に入るチャンスでもあるのです。

この価値観のズレを埋め、商品に新しい命を与える場として、OEFのようなエシカルECが存在しています。

次回は、この“パッケージ破損品”を逆手に取った「ロスリーダー戦略」について掘り下げてみましょう。
お得でサステナブルな選択肢が、実はビジネスにもチャンスをもたらすことを、ぜひ知っていただきたいのです。

実はチャンス!「アウトレット×ロスリーダー戦略」で新しい販路を

パッケージに少し傷があるだけで、行き場を失ってしまう化粧品。
そんな商品たちが、じつは新しいお客様との出会いを生む“きっかけ”になるとしたら…どう思いますか?

今まで「在庫処分」としてしか考えられなかったアイテムを、“販路拡大”や“認知度アップ”の武器に変えていく。
それが、「ロスリーダー戦略×アウトレット」の組み合わせです。

難しそうに聞こえるかもしれませんが、大丈夫。
ここでは、仕組みをやさしくひも解きながら、どんなメリットがあるのかをご紹介していきますね。

ロスリーダー戦略とは?仕組みとメリットを解説

「ロスリーダー」とは、あえて利益を削ってでもお客様を呼び込む“目玉商品”のこと。
たとえばスーパーで「玉子1パック98円!」と大きく打ち出すのを見たことはありませんか?

それを見て来店したお客様が、他の商品もついでに買っていく――
この流れが、まさにロスリーダー戦略です。

この仕組み、じつは化粧品にも応用できるんです。

✅ たとえば…

  • パッケージに少しだけスレがある美容液
  • セット商品のうち、1本だけ箱に凹みがあるリップグロス

こうした商品を、「訳あり特価」で提供することで、初めてそのブランドに出会うお客様が増えるんです。
そして、品質の良さを実感してもらえれば、次は定価商品を選んでもらえる可能性も。

つまり、アウトレットは“試供品以上、広告未満”の販促ツールとも言えるんですね。

もちろん、やみくもに値下げするのではなく、「限定数」「会員限定」といった条件を設けることで、ブランドイメージを守りながら展開できます。

OEFならパッケージ破損品も「価値ある商品」に変わる

OEFでは、パッケージ破損品や賞味期限が近いアイテムなど、まだ使えるのに売り場からはじかれてしまった商品たちを「エシカルアウトレット」として取り扱っています。

この取り組みが多くのユーザーに支持されているのは、次のような理由があるからです。

✅ OEFの強み

  • サブスク会員限定で販売=市場価格への影響が出にくい
  • エシカル消費に関心の高いユーザー層が集まっている=ブランド共感が生まれやすい
  • 「もったいないを救う」というストーリーがある=商品に新しい価値が宿る

一例として、あるスキンケアブランドさんが「パッケージ印字ミスで流通できなくなった化粧水」をOEFで販売したところ、通常価格の70%OFFにもかかわらず、初回出品分が即完売しました。

しかも、その後に定価商品を検索するお客様も増え、新たなファン獲得につながったそうです。

こうした動きは、ただ在庫を減らすだけでなく、ブランドに対する共感や好意を広げるきっかけにもなります。

パッケージの小さなキズが「マイナス」ではなく、「新しい出会いの入口」になる。

そんなポジティブな販路が、エシカルな視点で広がっていくことを、OEFでは大切にしています。

エシカルな選択がブランドの信頼を高める理由

「まだ使えるのに、捨てられてしまう」。
そんな現実を、私たちは日々の暮らしのなかで見聞きしています。

とくに化粧品や日用品のように「品質」や「衛生面」が求められる商品では、ほんの少しの見た目の違いだけで販売ができなくなるケースが少なくありません。

でも、それって本当に“廃棄”するしかないのでしょうか?

実は今、「もったいない」を「信頼」に変えるエシカルな選択が、消費者からの共感を呼び、ブランドの価値を高めるきっかけになっています。

「捨てない」企業姿勢が共感を呼ぶ時代

かつては「完璧な商品を出すのが当たり前」とされていた企業の姿勢も、今では少しずつ変わってきています。

私たち消費者もまた、「どうつくられたか」「どう届けられているか」といった背景に目を向けるようになりました。

✅ 最近の変化で印象的なポイント

  • 購入時に「訳あり」「アウトレット」と書かれていても、それを選ぶ人が増えている
  • SNSなどで「フードロス削減に協力できた」「エシカルな買い物ができた」と共有する動きが広がっている
  • ブランドの「環境への取り組み」を応援したい、という声が目立つようになってきた

このような背景から、“捨てずに活かす”姿勢は、企業にとってむしろプラスになる時代が訪れています。

たとえば、賞味期限が近い食品やパッケージにキズのある化粧品を、正直にそのまま伝えた上で「お得に買える」と案内すること。それ自体が、誠実さや透明性の象徴になっているのです。

「もったいない」から目をそらさず、「どうしたら届けられるか?」と工夫する企業は、それだけで人の心を動かします。

アウトレット販売が価格崩壊を防ぐ仕組みとは?

ここで気になるのが、「でも安く売ったらブランド価値が下がるのでは?」という点です。

たしかに、定価で販売している商品と比べて、アウトレット品を安価に売ると価格破壊になりそうで心配ですよね。

でも、OEFの仕組みならそのリスクを最小限に抑えることができます。

販売方法メリットブランドへの影響
サブスク会員限定販売一般市場に出ないため、価格比較されにくいプレミア感が生まれ、ブランド価値を守れる
在庫理由を明示「訳あり」の理由を明記することで誤解を防ぐ品質への信頼はそのまま
販売数の制限数量限定や期間限定で提供希少性が出て、ブランドイメージを損なわない

このように、販売ルートや見せ方を工夫することで、“安さ=価値が下がる”とはならない仕組みがつくれます。

むしろ、「環境に配慮した取り組みをしている」「無駄なく届けようとしている」という姿勢そのものが、信頼を生み出すのです。

ブランドを守るために捨てるのではなく、ブランドを活かすために届ける
そんな考え方こそ、今の時代にふさわしい“エシカルな選択”なのではないでしょうか。

企業の姿勢が、やさしく、誠実であればあるほど、
その想いはきっと、選ぶ人の心に届いていくはずです。

OEFでの販売事例と収益アップのヒント

「少しだけ期限が近い」「パッケージにキズがある」
そんな理由で販売が難しくなってしまった商品たち。
でも、それらがエシカルな価値をもって、きちんと売れていく場所があるとしたら?

OEFでは、実際に多くの企業さんが「もったいない在庫」を“売れる商品”としてよみがえらせています。
ここでは、実際にOEFで売れた商品例と、その売れ行き、さらにどんな企業がOEFを選んでいるのかをご紹介します。

「これ、うちの商品でもできるかも」と思っていただけたらうれしいです。

実際に売れた商品例とその売れ行き

OEFに出品されるのは、見た目に少し難があるだけで、中身はまったく問題ないものばかり。
その中でも人気が高いのは、「ちょっと気になってたけど、正規価格だと迷っていた」ようなアイテムです。

たとえば、こちらの商品たちはサブスク会員向けに出品され、短期間で完売しました。

商品カテゴリ商品内容通常価格OEF価格売れ行き
美容液パッケージ汚れあり(未使用)8,800円2,200円出品後3日で完売
フェイスマスク箱つぶれあり(5枚セット)3,300円1,000円週末キャンペーンで完売
ドレッシングセット賞味期限まで45日3,300円2,700円まとめ買いでリピーター多数

このように、「ちょっとした難あり」でも、“お得感と納得感”があればしっかり売れることが分かります。

なかには、「SNSで見かけて気になってた商品が、OEFで安く買えた!」と嬉しい声もありました。
エシカルにお得な買い物ができる場として、ユーザーの信頼も高まっています。

どんな企業がOEFを選んでいるのか?

OEFに出品されている企業さんは、じつにさまざまです。
規模もジャンルもバラバラですが、共通しているのは「廃棄せずに、誰かに届けたい」という想い

✅ OEFを利用している企業の特徴

  • 地方の中小メーカー(加工食品や地元特産品など)
  • オーガニック・ナチュラル系のコスメブランド
  • パッケージデザインをリニューアルしたタイミングで旧仕様品を抱える企業
  • 期間限定キャンペーン用に作りすぎた商品を抱えた卸業者さん

特に最近は、「販路を広げたいけれど、広告費がかけられない」という企業様からのご相談が増えています。

OEFでは、出品手数料が無料(販売時のみ10%手数料)で、物流も各企業にお任せという柔軟なスタイルなので、コストリスクが最小限。
その分、「まずは試しにやってみよう」というハードルがぐっと下がります。

また、サブスク会員限定の販売なので、ブランド価値を守りながら在庫整理ができるのも安心材料です。

エシカルな取り組みをすることで、「環境配慮」「誠実な企業姿勢」といったプラスのイメージが広がり、SNSでもシェアされやすくなるという副次的な効果もあります。

在庫を減らすだけでなく、ブランドの信頼やファンの獲得にもつながるOEFの仕組み
小さなスタートが、大きな広がりを生むきっかけになるかもしれません。

まずは相談から。OEFで“もったいない”を価値に変える

「もう販売できないと思っていた商品が、誰かにとっての“うれしい出会い”になる」
そんな経験をした企業さんが、OEFにはたくさんいらっしゃいます。

私たちが目指しているのは、捨てられるはずだったものに、もう一度スポットライトを当てること
そして、それを必要としている誰かのもとへ届けることです。

でも、「出品ってむずかしそう…」と感じる方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、OEFでの出品方法とコスト感、そして無料相談のご案内について、ていねいにご紹介しますね。

出品の流れと必要コスト

OEFでは、誰でも安心して始められるように、出品の流れをとてもシンプルにしています。
しかも、出品時のリスクが少ない料金体系なので、「お試しで始めたい」という方にもぴったりです。

✅ 出品までの3ステップ

  1. 専用フォームから申込み(所要時間:3分ほど)
     ※ここで審査を行いますが、内容はごく簡単です。
  2. 審査通過後に初回費用をお支払い
     登録費用:15,400円(税込)※初回のみ
     月額費用:2,980円(税込)
     販売手数料:売れたときのみ10%(クレジット決済手数料込み)
  3. サプライヤー専用システムにログインして商品登録
     →登録が完了すれば、すぐにOEFで販売スタート!
費用項目金額(税込)備考
初回登録費用15,400円登録時に一度だけ必要
月額利用料2,980円毎月クレジット決済
販売手数料10%売上が発生した場合のみ発生

この表のとおり、出品自体には手数料はかかりません。売れたときだけ手数料が発生するモデルなので、在庫を活かしたい企業さんにとって非常に始めやすい設計となっています。

また、物流は各サプライヤーさまにお任せしていますので、お好きな配送方法を選べるのも安心ポイントです。

無料相談で在庫の活かし方をチェック!

「うちの商品、OEFで本当に売れるのかな…?」
「どの程度の“訳あり”まで受け入れてもらえるの?」
そんな不安がある方は、ぜひ無料相談をご活用ください。

✅ 無料相談でできること

  • 在庫商品の状態に合わせた販売アドバイス
  • 適正な販売価格のご提案
  • 出品手続きに関する不明点の解消
  • OEFのユーザー層に合った商品のご案内

たとえば、ある調味料メーカーさんは「賞味期限まで2か月を切った商品が残っていて…」という理由でご相談くださり、実際にOEFで販売してみたところ、1週間以内で全量完売した実績があります。

「捨てる前に、ちょっと相談してみる」
その一歩が、在庫を“価値ある商品”に変えるはじまりになるかもしれません。

OEFは、単なる販売サイトではありません。
“エシカルな選択”を応援し合うプラットフォームです。

あなたの大切な商品が、誰かの暮らしをちょっと豊かにする。
そんなストーリーを、ぜひOEFで一緒につくりませんか?

OEFの出品について詳しくはこちらをご覧ください▼

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