谷澤まさみ
谷澤まさみ

PMSの不調に悩んでいた私が、吸水ショーツとの出会いで少しずつラクになれた体験をまとめました。
「本当に快適?」「自分にも合う?」と迷っている方へ。目次を見て必要なところから読んでみてください。

PMSのつらさと日常生活への影響とは?

PMS(月経前症候群)という言葉は浸透しつつありますが、「なんとなく不調」のままやりすごしている人も多いのではないでしょうか。
ここでは、私自身の体験も交えながら、身体・メンタル両面にわたるPMSの変化と、日常生活や人間関係へのリアルな影響について整理していきます。

PMSによる身体・メンタルの変化

正直に言うと、私が初めて「PMSかもしれない」と気づいたのは30代に入ってからでした。
それまでは「生理前はイライラしやすいもの」「体が重いのは仕方ない」と、自分の変化を見て見ぬふりしていたんです。

でも、ある日ふと、
「なんで昨日あんなに怒ってしまったんだろう?」
「昨日は楽しかったのに、今日はすごく落ち込んでる」
そんなふうに、自分の感情の波があまりにも激しくなっていることに気づきました。

PMSであらわれる変化には、たとえばこんなものがあります。

  • 体の症状:腹痛、頭痛、乳房の張り、むくみ、肌荒れ、眠気
  • 心の症状:イライラ、不安感、気分の落ち込み、やる気の低下、集中力の欠如

✅ 特に厄介なのが、「原因がわからないまま情緒が不安定になる」こと。
誰かに説明できない不調って、自分を責める材料になりがちなんですよね。

私は一時期、「こんなに感情的になる私はダメなんだ」と自己嫌悪に陥ったこともあります。
でも後から、それがホルモン変動による一時的な状態だったとわかったとき、ずいぶん気持ちが軽くなりました。

「気のせい」じゃなく、PMSは医学的にも存在する不調です。
まずは自分の体に起きていることを、きちんと名前で呼んであげること。それが最初の一歩だと感じています。

生活の質(QOL)にどう影響するのか

PMSが本当に厄介なのは、単なる「気分の問題」にとどまらないこと。
仕事・家事・人間関係など、生活のすべてに影響を及ぼすこともあります。

私自身が強く実感していたのは、以下のような変化です。

  • 会議中に集中できず、内容が頭に入らない
  • パートナーや家族に強く当たってしまい、自己嫌悪で涙が出る
  • やる気が出ず、締切直前まで何も手につかない
  • 人に会うのが億劫で、予定をキャンセルしてしまう

こうした不調が毎月数日〜1週間続くと、「いつも通り」に過ごすこと自体がストレスになっていきます。

しかも、PMSは外からは見えづらい。
「生理じゃないのに何がつらいの?」と思われてしまうことで、さらに孤独感が増すことも。

私がやっとの思いで「今、生理前でちょっとしんどくて…」と話したとき、
「そうなんだ、教えてくれてありがとう」と返してくれた友人がいて、初めて“話していいんだ”と感じられたことを覚えています。

だからこそ私は伝えたいんです。
PMSは「我慢するべきもの」じゃない。生活に支障が出るレベルなら、対策していい症状なんです。

✅ 小さなセルフケアの工夫でも、PMSの重さは変わっていきます。
私にとっての転機は、吸水ショーツとの出会いでしたが、それはあくまでひとつの選択肢。
大切なのは、「わたしの身体の声を無視しないこと」だと思います。

吸水ショーツとは?基本の仕組みと特徴

「吸水ショーツってよく聞くけど、どういう仕組み?」「ナプキンとはどう違うの?」——そんな疑問を抱えたまま、なんとなく使わずにいる方も多いのではないでしょうか。
私自身、最初は「本当に漏れないの?」と半信半疑でした。でも、その構造と工夫を知ったとき、考え方ががらりと変わったんです。
ここでは、吸水ショーツの仕組みや素材の特徴、一般的な生理用品との違いをやさしく解説します。

吸水ショーツの構造と素材

吸水ショーツとは、ナプキンを使わずに直接ショーツが経血を吸収してくれる下着のことです。
「ナプキン一体型のパンツ」と思われがちですが、実際にはもっと複雑で繊細な仕組みになっています。

多くの吸水ショーツは、3層〜5層構造になっていて、以下のような機能が備わっています。

層構造主な役割
表面層肌触りがよく、経血をすばやく吸収
吸収層経血をしっかり溜め込みつつ、漏れを防ぐ
防水層水分の染み出しをブロック
外側層通気性とストレッチ性を両立、ショーツとしての快適性を確保

素材には、速乾性・抗菌性・防臭性を備えた高機能繊維が使われていることが多く、日中ずっと履いていてもムレにくく、かぶれにくいのが特長です。

✅ 私が初めて使ったときに驚いたのは、「あれ、ナプキンより蒸れないかも?」という感覚。
経血を「吸収する」のではなく、「閉じ込めてくれる」安心感がありました。

もちろん、経血量や体調によって感じ方は人それぞれ。
でも、「自分の肌がどう感じるか」を大事にするきっかけになったのは間違いありません。

一般的な生理用品との違い

吸水ショーツとナプキン、どちらも目的は同じです。
でも、そのアプローチと体感はまったく別物だと感じています。

以下に主な違いをまとめてみました。

項目吸水ショーツナプキン
装着感一体型なのでゴワつかない粘着面やズレが気になることも
ムレ・かぶれ通気性が高く、肌トラブルが少ない長時間使用でムレやかゆみが出やすい
廃棄物繰り返し洗って使えるためエコ毎回使い捨て
コスト初期費用は高めだが長期的にコスパ◎手頃だが長期的にはコスト増

✅ 特にPMS期は、肌も心も敏感になりがち。
「ちょっとした不快感」がストレスの引き金になることもあるからこそ、少しでも快適な選択肢を知っておくことはすごく大切です。

吸水ショーツがすべての人に最適とは限りません。
でも、「こういう選択肢がある」と知っているだけで、自分のケアの幅がぐっと広がります。

なぜ吸水ショーツがPMS改善に役立つのか?

「吸水ショーツって、ただの生理用品の代用品でしょ?」そう思っていた頃の私に、今ならこう伝えます。
“単なる道具”じゃなく、“わたしを整えるケアのひとつ”なんだよと。
PMS対策はホルモンや薬の話だけではありません。肌に触れるもの、日々の心の余白——そこにも大切な要素があります。
ここでは、吸水ショーツがどうPMSの負担を軽くしてくれるのか、その理由を丁寧に掘り下げていきます。

不快感の軽減による心理面のメリット

PMSの時期って、普段なら気にならない小さなことが、妙にストレスになったりしませんか?
私の場合は、ナプキンのズレ、ゴワゴワ感、つけてる感覚そのものが、もう耐えられないくらい不快に感じていました。

吸水ショーツに切り替えて一番感じたのは、“装着していることを忘れられる快適さ”
これ、意外と大きいんです。
感覚的なストレスが減ると、心もすっと落ち着く。
「なんか今日はいいかも」っていう小さな気づきが、PMS期のメンタルには本当に助けになります。

安心感=リラックスの土台
PMSのメンタル不調にとって、これは見過ごせない支えになるんです。

肌トラブル・ムレ・かぶれの軽減効果

もうひとつ、吸水ショーツを語る上で外せないのが「肌との相性」です。
生理前の私はいつも肌が敏感で、ナプキンを使うとかゆみや赤み、かぶれに悩まされることが多々ありました。

吸水ショーツは、ナプキンのように粘着テープやビニール素材が直接肌に触れないため、肌への刺激が圧倒的に少ない
ムレにくい構造と、吸湿・抗菌加工のある素材が採用されているものも多く、
「あの嫌なムレ感」がないだけで、心身のストレスがぐっと減りました。

私がPMSの時期に感じる「イライラ」は、実はこうした肌トラブルが引き金になっていたんじゃないか?と、今では思っています。

✅ 肌のコンディションが安定すると、自分の機嫌も整いやすい。
ケアって、こういう“体と心のつながり”から始まるんですよね。

自分のリズムを尊重するケア意識の変化

そして何より大きかったのは、吸水ショーツを使いはじめてから「自分の体調に合わせて選ぶ」という意識が芽生えたこと。

たとえば、

  • 経血が始まりそうな日にそっと履いておく
  • 夜のモレが気になるときに選ぶ
  • 外出先でナプキンを変える余裕がない日につかう

そんなふうに、「わたし基準で選ぶ」行動が少しずつ日常に根づいていったんです。

これは、PMS改善そのものというより、PMSとうまく付き合うための“自分軸”を育てる行為だったと思います。

✅ 誰かのためじゃなく、自分の快適さのためにケアを選ぶ。
この変化こそが、PMSの根本的な「つらさ」との向き合い方を変えてくれました。

実際に使ってみた感想と気づき

理屈では「良さそう」と思っても、いざ使うとなると不安ってつきものですよね。私も正直、吸水ショーツに切り替えるまでにはちょっとした勇気が必要でした。
でも今では、「もっと早く知っていたら…」と思うくらい、自分の体との付き合い方が変わったアイテムになっています。
ここでは、私が実際に使ってみて感じたことや、周期ごとの変化、使う上での工夫をシェアしていきます。

使う前の不安と初めての体験

最初に吸水ショーツを手に取ったとき、まず感じたのは「これで本当に漏れないの?」という疑念でした。
ナプキンのように「取り替える」ことができないし、経血量が多い日もある。洗濯も面倒そう……。

でも一方で、「もしこれで快適に過ごせたら、生理前のあのストレスから解放されるかもしれない」とも思ったんです。

実際に使い始めたのは、生理予定日の2日前。
PMSの不快感(イライラ・軽い腹痛・眠気)が始まっていたタイミングでした。

✅ 驚いたのは、「何もつけていない」ような履き心地。
ナプキン特有のゴワつきや、粘着面の違和感が一切ない。素材が柔らかくて、肌へのストレスが少ないんです。

この“物理的な不快感のなさ”が、予想以上に気持ちを楽にしてくれました。

1周期で感じた変化と2周期目の違い

初めて使った周期では、正直、まだ半信半疑な気持ちもありました。
でも生理が始まってからもナプキンへの切り替えが不要だった日があって、「あ、ちゃんと吸ってくれてるんだ」と安心感を覚えました。

そして何よりも、ムレやかゆみがなかったことが驚きでした。
それまでの私は、PMS期になると肌も敏感になり、ナプキンのかぶれやチクチク感でさらにイライラ……。
その悩みが軽くなっただけでも、「これはアリかも」と思えたのです。

2周期目では、「そろそろあの日が近いかも」というタイミングで自然と吸水ショーツを選ぶようになっていました。
“つけるもの”じゃなくて、“履くだけ”。この心のハードルの低さも、PMS期にはありがたかったです。

✅ 特別なことをしていないのに、気づけば気持ちが軽くなっていた。
PMSって、こんな小さな積み重ねで変わるんだと実感しました。

使用中の具体的なメリットと注意点

実際に使ってみて感じたメリットは、主に以下のような点です。

  • 肌ストレスが激減(ムレ・かゆみ・かぶれがほぼなし)
  • ナプキンの取り替えストレスから解放
  • 吸水量の不安が意外と少ない
  • 洗濯して繰り返し使えるエコな安心感

特にPMS期は、感覚が鋭くなる時期なので、「つけ心地のやさしさ」がかなり重要。吸水ショーツは、そういう意味でPMS期の味方だと思います。

ただし、使う上で注意したい点もあります。

  • 経血量が多い日は2枚目の予備があると安心
  • 洗濯時はぬるま湯でのつけ置き洗い+手洗い推奨
  • ショーツのサイズ選びは超重要(締めつけがあると逆効果)

✅ 完璧を目指すより、「今日はショーツ、明日はナプキン」というハイブリッドな使い方もおすすめです。
大切なのは、PMSの時期に自分が心地よく過ごせる方法を持っていること。それが結果的に、心身の負担を減らしてくれます。

吸水ショーツをPMS対策として取り入れるコツ

吸水ショーツが「なんとなくよさそう」と思えても、実際にどう使う?いつ履く?本当に合う?という不安はつきものです。
でも安心してください。私も最初は、どう取り入れたらいいのかわからず、試行錯誤の連続でした。
この章では、生活に無理なく取り入れるコツや、合わなかったときの選択肢まで、リアルな視点でご紹介します。

使用タイミングとおすすめのシーン

まずは「いつ履くのがベスト?」という疑問にお答えします。
吸水ショーツは、生理期間中だけでなく、PMSが始まりそうなタイミングから使うことで効果を実感しやすくなります

私がよく使っていたのは、以下のようなシーンです。

  • 生理の2〜3日前(PMSが出はじめる頃)
    ナプキンをつけるほどではないけど、なんとなく不安な時期に最適。
  • 在宅勤務やおうち時間が長い日
    快適性を優先したい日にはぴったり。座りっぱなしでもムレにくいのがうれしいポイント。
  • 睡眠時(夜用として)
    夜のモレが心配な人にとって、ナプキンと併用すればダブルで安心。
  • 移動が多い日・長時間の外出時
    トイレに頻繁に行けない日も、ナプキンの取り替えがいらない安心感があります。

自分の周期や体調に合わせて、「PMSのグラデーション」に寄り添う使い方ができるのが、吸水ショーツの強みだと思います。

洗濯や持ち運びの工夫

吸水ショーツを使う上で、意外とハードルになるのが「洗濯」や「持ち運び」の問題ですよね。
私も最初は「洗うのがめんどくさそう」と思っていましたが、いくつかの工夫でずいぶん楽になりました。

洗濯のコツ

  • 使用後はなるべくすぐに水で軽くすすぐ(時間が経つと落ちにくくなるため)
  • ぬるま湯で軽くもみ洗い→つけ置き10分→洗濯ネットに入れて洗濯機へ
  • 柔軟剤は吸水力を下げるためNG。中性洗剤でやさしく

✅ 生理用と割り切って、専用のバケツや洗濯ネットを用意しておくと心理的なハードルが下がります。

外出時の持ち運び

  • 替えの吸水ショーツはジッパー付きの防臭ポーチに入れて持参
  • 使用済みは消臭袋(おむつ用など)に入れて密閉すれば安心
  • 念のため小さめのナプキンも一緒に持ち歩くと安心感アップ

ちょっとした準備をしておくだけで、「急に使いたくなったとき」も慌てずにすみますよ。

合わなかった場合の対処法

「気になって試したけど、なんか合わない…」
そんな声を聞くこともあります。
大丈夫。吸水ショーツは万人にフィットするアイテムではないので、自分に合った方法を見つけることが一番大切です。

合わないと感じる主な理由と対処法は以下の通りです。

よくある悩み対処法
吸水量が不安多い日用や夜用に切り替える/ナプキン併用にする
洗濯が面倒生理中だけの限定使用/サブ的に使う
履き心地が合わないワンサイズ上に変更/別ブランドを検討する
肌がチクチクする綿素材・シームレス設計のタイプに替える

✅ 無理に「これ一本でいく!」と思わなくて大丈夫です。
PMSケアは、自分に合う“組み合わせ”を見つけることが本質だと私は思っています。

よくある疑問と不安に答えます(Q&A)

吸水ショーツって、興味はあるけれど「ほんとに大丈夫なの?」という疑問は尽きないですよね。
私自身、初めてのときは「漏れたらどうしよう…」「におったら恥ずかしい…」と心配でいっぱいでした。
ここでは、使う前に多くの方が抱くリアルな不安に対して、生活者目線での正直な答えをお届けします。

漏れない?におわない?ナプキン不要?

漏れない? → 正しく使えばほぼ大丈夫
吸水ショーツは、多くの商品で20〜40ml前後の吸収量があり、これはナプキン2〜4枚分に相当します。
ただし、正しいサイズ選びと、経血量に応じた使い分けが前提です。
特に多い日や夜間は、ナプキンや月経カップとの併用がおすすめ。

におわない? → 通気性と抗菌素材で軽減可能
ナプキンと違い、通気性の高い素材を使っているため、ムレによるにおいの発生がかなり抑えられています。
抗菌防臭加工のある製品も多く、「仕事終わりまで気にならなかった」という声もよく聞きます。

ナプキン不要? → 状況次第で併用もOK
「吸水ショーツだけで過ごす」のが理想ですが、最初のうちは不安があるかもしれません。
私自身も、生理2日目はナプキンと併用していました。
慣れるまでの“保険”として、組み合わせるのは全然アリだと思います。

経血量が多くても使える?

経血量が多い人は、以下のポイントを押さえることで安心して使えます。

  • 吸収量が多めのモデルを選ぶ(40ml〜対応のもの)
  • 2枚をローテーションして替えられるようにする
  • 外出時はナプキンや月経カップとの併用を検討

たとえば私の友人は「普段はタンポン+ナプキン派」だったのですが、
吸水ショーツ+タンポンという組み合わせに変えて、モレとムレの両方の悩みから解放されたと話していました。

✅ 「使える/使えない」で判断せず、「どう組み合わせるか」で見ていくのが◎です。

肌が敏感でも大丈夫?

これは私自身がとても敏感肌なので、一番心配していたポイントでした。
結果から言うと、「選び方次第で、ナプキンより快適」と感じています。

  • 化学繊維が苦手な人は、綿素材やオーガニックコットン使用モデルを選ぶ
  • 縫い目が気になるなら、シームレス設計のものが◎
  • 洗濯洗剤にも注意(香料なし・中性洗剤がおすすめ)

それでも心配な方は、まずは1日数時間だけ試す夜用として使ってみるなど、短時間の導入から始めてみてください。

✅ 肌は毎月のように変化します。だからこそ、“その日の肌に合わせる”という柔軟さを大事にしていいと思います。

まとめ:自分に合ったPMSケアの一歩として

PMSは、「わかりやすい不調」ではないかもしれません。
でも、確かにそこにあって、気づかないうちに心や体をじわじわと疲れさせているもの。
それを“仕方ない”で終わらせず、少しでも自分をラクにする選択肢を増やすことが、ケアの第一歩です。

ここでは最後に、PMSとうまく付き合うためのヒントを3つに絞ってお届けします。

自分をいたわることから始めよう

「ちゃんとしなきゃ」「みんなできてるんだから」——
そんな言葉で自分を追い込んでいた時期が、私にもありました。
でも今では、“ちょっとつらい”と思った時点でケアしていいと心から思っています。

吸水ショーツを選ぶことは、ただの生理用品の選択じゃありません。
「今日は自分の体にやさしくしたい」という、小さな意思表示です。

✅ まずは自分を責めるのではなく、いたわることから始めてみましょう。
その姿勢が、PMSの感じ方自体を少しずつ変えてくれます。

「快適=我慢しない」の選択肢を持つ

PMS対策って、特別なことをする必要はありません。
大事なのは、「我慢しない選択肢」を日常に持っておくこと。

吸水ショーツはそのひとつです。

  • 肌に優しい
  • 気持ちもラクになる
  • 持ち運びや洗濯も工夫次第でストレスにならない

完璧じゃなくてもいいんです。
“自分がラクになる”という視点で選ぶことが、フェムケアの本質だと私は信じています。

✅ 「どれを使うか」よりも、「どう心地よく過ごすか」にフォーカスしてみてください。

必要に応じて医療的サポートも視野に

どんなにケアをしていても、PMSのつらさが日常生活に支障をきたすようであれば、ためらわず医療機関に相談してください。

  • 気分の落ち込みが続く
  • 感情のコントロールが効かない
  • 痛みで動けなくなる

こういった症状がある場合、PMDD(重度のPMS)の可能性もあります。
自己判断せず、婦人科や女性専門外来での相談をおすすめします。

セルフケアと医療サポートは対立するものではなく、補い合う関係です。
「これ以上頑張らなくていいんだよ」と言ってくれる選択肢のひとつとして、医療も使っていいんです。


✅ 最後にお伝えしたいのは、「選ぶことは、自分を大事にすること」ということ。
吸水ショーツを選んだその瞬間から、あなたのPMSケアはもう始まっています。

どんな選択にも正解・不正解はありません。
だからこそ、“自分にフィットするケア”を探す旅を、ぜひ楽しみながら歩んでみてくださいね。


参考情報・出典

本記事は筆者の体験と生活者視点をもとに構成していますが、医学的な理解を深めるために以下の公的情報を参考にしています。体調に不安がある場合は、必ず医療機関にご相談ください。

日本産科婦人科学会「月経前症候群と月経前不快気分障害」
https://www.jsog.or.jp/modules/diseases/index.php?content_id=4

厚生労働省 e-ヘルスネット「月経前症候群(PMS)」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/woman/w-03-007.html

MSDマニュアル家庭版「月経前症候群(PMS)」
https://www.msdmanuals.com/ja-jp/ホーム/女性の健康問題/月経障害/月経前症候群-pms

日本女性医学学会「PMSとPMDDについて」
https://www.jaog.or.jp/public/health/pms_pmdd/

順天堂大学「女性ホルモンと心の健康」
https://www.juntendo.ac.jp/hospital/clinic/nc/premenstrual.html


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